四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2020.11.15

フローラル・イノベーション2020 終了御礼 ~社会との約束~

まずもって今回の出展にお力添えをいただいた協力企業、関係者、パートナーの皆さんに心より感謝を申し上げます。お世話になりました。

またスタッフの皆さん。大変お疲れ様でした。いつもの無茶ぶりにも毎日前向きに関わっていただけたことを本当に嬉しく思っています。

このコロナ禍の時期において、出展することはいかがなものか?という考えはあったが、結果的には出展をしたことは大変意義深いものであったと言える。

まずその一つには、この展示会を通じ、新しい方々にたくさんお会いすることができたこと。それはビジネスの相手ということもあるが、同じ志で事業や社会活動をされてきた人や、研究者の方々にお会いできたことである。皆さんの活動の中には、海上汚染の改善など、これからの地球においてなくてはならない社会的意義を感じるものが多く、私たちのこれからの活動に活かせることを多く学ばせていただけた。

また私たちの活動を高く評価いただき、驚くほど大きなプロジェクトや、ワクワクするもの、とっても魅力的な取り組みなど多くのお話を聞くことができた。近い将来に実現できるように積極的に取り組んでいきたいと思う。

さらに新しいパートナーシップやチームの立ち上げなど、とてもやりがいがあることをお声掛けいただけ、とても意義深い展示会となった。

そしてもう一つ。この展示会出展にあたり、スタッフといろんなものを準備することで、チーム全体がスキルアップできたと言える。そして私の頭の中も整理されたり、足踏み状態で滞っていたプロジェクトも動かすことができ、とても大きなことであると思っている。

会期中、ホテルと会場の間は、地下鉄で1区間あるのだが、私はできる限り歩いて通うことにした。それは電車代を節約する気持ちもないことはないが、街をつくるためには、できるだけ街を歩き、植栽や建物に触れ、学びを得るためである。

夜の帰り道には、その日のことを思い返し、色んなことを組み合わせることで、今後の展開を考えることができる。

朝、会場に向かう時には、植栽や鳥たちからのメッセージに耳を傾けることで、その命を守るために私たちの活動があることをあらためて気づかされ、その日のエネルギーに変えることができる。

そのようなことを感じ、学ぶことができた展示会。直近のビジネスよりも今後に活かすことができるかけがえのないものを得ることができたと思う。

“世界中が変わる今、植物(みどり)や私たちができること”を探求し、社会実装させていきたいと思えたとても貴重な時間であった。

さて早速、週明けからは、この機会を順次、形に変えていきますので、しばし楽しみにしてください。

「私たちの展示会。それは社会との約束」を守るために・・・

創業150周年に向けて新たな出発。視界は良好です!!!