四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2019.09.24

又右衛門 オーストラリアへ2019 最終回 帰国の途

毎度のように帰国の途中で最後のブログを書いている。ただいつもであれば長い搭乗中の機内でまとめて書かせていただいているが、今回はそうではない。すでに空港で書く時間があるからである。

 

今回はダウンタウンからリムジンバスにてブリスベン空港に到着し、国内線でシドニー空港へと向かった。そして夜遅くに到着した。

そして翌早朝にシドニーから成田に向けて帰るので、その間ホテルに滞在しても5時間程度なのでもったいないので空港で過ごすことにする。

 

国内線で到着。今までなら最寄りのターミナルに到着していたのだが、今回は勝手が違う。ブリスベン空港の手続きの際に、勝手に便の変更をされ慌てて搭乗したからか、理由はよくわからないがターミナルには到着せず、スーツケースをピックアップしたのち、Tシャツで震えながら、ターミナル行きシャトルバスの到着を、ダウンを着ている人たちに紛れてひたすら待ち、何とかインターナショナルのターミナルに到着。

そこの1階は風が入って寒いため、2階で良い場所を見つけて一晩明かそうとしていたところ、退去命令が出て追いやられてしまった。

そしてわずかに許された一角に陣取り、冷たい地べたに座りながら、スーツケースを机代わりにして、今このブログを書かせていただいている。良いように考えれば、床はかなり冷たいが、背の高い天井で広々としたワンフロアとも言える。与えられた床での一夜を、ありがたく有意義に過ごしたいと思う。場合によっては、いつもと違う思考が働いて仕事がはかどるかもしれないし・・・

私のブログをお読みいただいている方には、毎度同じことを書くな!とお叱りを受けるかもしれないが、今回も素敵な出逢い再会があり、多くに支えられた旅となった。

オーストラリアでのプロジェクトでは、いつも何らかの形でヘルプしてくれるKaoriさん。現役のCAであるにも拘わらず今回も空港で私をピックしてくれて本当にありがたい存在です。

 

また今回からヘルプをしてくれるブリスベンでガーデンメンテナンスをしているYukikoさん。三日間本当にお世話になりました。またお会いできることを楽しみにしています。

 

また今回はタイミングが合わず会えなかったが弁護士しながら手伝いをしてくれるMegumiさん。ラムが大の苦手。そして大きな笑い声が印象的で、オフィシャルの通訳もつとめられるMayumiさん。こんな素敵な人たちが代わる代わる何とか支えてくれている。何と私は恵まれているのであろうといつも思う。

そして何といっても師でありビジネスパートナーであるダニー氏そしてその一家。私を日本のパートナーとして、家族として認めてくれて、多くのものを与えてくれている。もちろん愛犬ロカも一緒である。本当に感謝である。

またオーストラリアの素敵な植物や動物たちが、それぞれの方法で、多くを伝え、支えてくれた。言葉は通じないが、今後の活動をもってお返しができればと思う。本当にありがとう!!!

最後に、今回も又右衛門ブログをお読みいただきありがとうございました。今回は空港で書く時間があったため、機内からではなく、空港で書き終えることができました。

 

冷たい床ではあるけど、足を延ばせられるのはファーストクラス以上です(笑)ここで着替えを布団代わりに敷き詰め、パスポートをしっかり隠し持って眠ります。

それでは・・・ありがとうございました。またどこかで皆さんにお会いできますこと楽しみにしております~~。ちなみに10月11日には幕張メッセにて開催されるGARDEXで講演をさせていただきますので、是非皆様お声掛けいただければ幸いです(^_-)-☆

お・ま・け・・・・

 

自然の中で、住み暮らす動物たち。それを育む植物たち。決して誰が支配者というわけでもなく、お互いがお互いを助け合い、尊重し合い生きてきた。

 

世界を周る中、今、そのバランスが崩れはじめているのを強く感じる。いやもう大きくバランスは崩れてしまったのかもしれない。それはきっと人類自らが支配者であると勘違いした時からであろう。

 

このバランスをもとに戻すことは容易ではない。でも食い止めることは可能でないだろうか。人びとそれぞれが、自然環境に対して意識をもって活動していくことで。

きっと人それぞれ、文明という大義名分のもと行ってきたことの良し悪しの理解はできているはず。そしてその反省もしているはず。ただ残念ながら行動が伴っていないだけではないだろうか。

 

人は言葉や知恵を持ち、自らの力で歩むことができる生き物。今こそ、その能力を最大限に発揮し、多くの生き物とコミュニケーションを持ちながら進んでいかなければならないと思う。支配者ではなく地球のパートナーとして手と手を取り合って・・・・