四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日も朝一番の飛行機にて、羽田空港から都内へと向かった。

まずは都内にて植栽の管理作業を行い、昼からの会議のため横浜へ向かう。予定より少し早く到着したので、中華をいただこうとお店に入ると、気になるメニューがあったので注文してみた。

確か『国際スポーツ競技応援』と名付けられていたと記憶している。とてもカラフルな小籠包に魅かれて注文をしてみたが、実際に来たものはメニューの写真よりもはっきりとした色で驚きである。味は普通の小籠包であった。

そして時間となったので関内にて開催される『GREEN × EXPO 2027 花と緑の共創推進会議』に出席をした。
GREEN × EXPO 2027とは、2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会の正式略称である。そして開催に向けの推進体制『GREEN × EXPO 2027ラボ』が発足した。

『GREEN × EXPO 2027 花と緑の共創推進会議』は、挨拶にはじまり、会議体の概要、2027年国際園芸博覧会の概要、『花と緑の参加』について説明がなされ、その後参加者間で意見交換がなされた。

質問や意見が出され、中には決意表明などもあり、活況な議論となった。せっかくなので私も少し口を開かせていただき、「素晴らしい日本の伝統や文化もさることながら、未来に向けた提言やチャレンジを示し、環境に調和した園芸博であること。さらに、団体だけではなく、若い担い手が積極的に関わるべきではないか。」と述べさせていただいた。いつものようにたどたどしい日本語ではあったが・・・・

その後、キーマンの方々から国際園芸博覧会の成功に向けてのお言葉などをいただきながら、多くを学び、士気を高めて会場を後にした。

翌日の植物園訪問のために伊豆へと移動しながら、私が花卉関係の仕事に就いてからしばらくして開催された大阪花博を思い出した。年月を経て、再びこのような大きなイベントに携わることができる喜びを噛み締めた。

私たち生き物は全て植物の恩恵を受けながら今の命がある。特に花卉園芸業界はその植物によって生業を立てている。であるならば園芸博の主役であろう植物に、常日頃恩返しをしなければならないと思っている。
バラエングループはその想いの達成のために、多くの資材や技術の研究・開発を行ってきており、今ではいくつかの特許申請を行うまでに至った。それは私の力ではなく日々植物、農業、園芸に対して真摯に向かいあう研究者たちのチャレンジの賜物である。本当に頭が下がる。

私は引き続き必要な人や技術を終結させ、『植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる。』ため、健康な植物(みどり)の力で、社会の課題を解決する取り組みを進めていきたいと思っている。引き続きご指導よろしくお願いします。

しばらく電車に揺られて伊豆に到着した頃にはとっくに日も沈み、辺りは真っ暗で月明かりが素敵であった。さてと、明日も素敵な出会いがありそうで楽しみである。

今日は大阪にてLLP ニュービジネスサポート・システム会議&新年会が開催され、組合員として出席をしてきた。

LLPとはあまり聞きなじみがないかと思いますので簡単に。

LLPとは:有限責任事業組合(Limited Liability Partnership)は、創業を促し、企業同士のジョイント・ベンチャーや専門的な能力を持つ人材の共同事業を振興するために創設した、1. 出資者全員の有限責任、2. 経営の柔軟性、3. 構成員課税の適用が特徴で、法人格のない組織形態です。(経済産業省HPより)

ということである。そしてLLP ニュービジネスサポート・システムに金岡又右衛門も出資参加をしている。
本事業組合には、大起水産(株)の佐伯会長をはじめ、大阪大学 小林名誉教授、近畿大学の名だたる先生方など、大阪で特色をもって活動するメンバー約20名が集まり、昨年創設されたユニークな団体である。

そして本日、2023年の第1回会議が大阪富国生命ビル テラプロジェクトまちラボAゾーンにて開催された。

参加者それぞれが活動報告を行い、今後について議論をさせていただくことができた。

会議終了後は地下鉄で移動、天下の台所 大起水産 八軒家浜 まぐろスタジアムにて、新年会が開催された。

さすが大起水産 佐伯会長のご手配ということもあり、私の生活では普段なかなかありつけないトロなどが提供され、参加者との情報交換の合間にとても美味しくいただいた。

さらにお隣には近畿大学の塩崎先生がいらっしゃり、大変多くを学ばせていただくことができた。塩崎先生には、植物の効能や又右衛門の活動に興味をもっていただき、新しいプロジェクトを起ち上げる可能性を一緒に模索していくことにもなり、身も心も満たされたエキサイティングな1日となった。

節分を機にいろんなことが動き始めていくことが実感できている。正直、今の私はしっかり形にしていくには実力不足である。しなしながらすべてがとてもありがたいご縁である。何とか形にさせてみたいと思っているので皆さん引き続きご指導ご協力のほどよろしくお願いいたします。頑張ります!!!

1日は、いつものお朔日参りをさせていただいた。

いつもと同じく、自宅、本社、営業所の神棚のお祀り、各氏神様の参拝を終えて、リモート会議に出席ののち、大阪市内で開催される花の国日本協議会『FLOWER SUMMIT in 関西』に参加した。

FLOWER SUMMITは、以前お話をさせていただく機会をいただいて以来の参加で、少し懐かしい。ただ久しぶりと言っても役員の方々は普段から様々な会議でご一緒させていただいたり、一緒にプロジェクトを動かしていたりしている方も多い。

初めてご挨拶させていただく方もいらっしゃり、とても有意義な時間を過ごさせていただいた。

2日は、ワクチン接種や社内会議、資料準備などがあり、あっという間に1日が終わる。

3日は、三度都内へ。いつものように朝一番の飛行機で羽田へ向かう。今回は電車でなく、羽田空港からはリムジンバスで移動。行き先は東京ディズニーランド。なぜ東京ディズニーランドかというと、今日の夕方から『全国花き業界若手会 2023』が隣接のホテルオークラ東京ベイにて開催のためである。

ほどなくしてTDLに到着。私は他の乗客とは別の方向である駅の方へ向かって歩き、混雑した舞浜駅に到着。そして駅周辺施設で、2社と面談させていただいた。

最初の1社は、私たちバラエングループの新しい取り組みについてお話をさせていただいたところ、強く興味を持っていただくことができ、早速取り組んでいきましょう、ということになった。前日のアポ入れがこのように急激に進んでいくとは、うれしい驚きである。

その後は、若くとても活躍されている方とのランチミーティング。とてもきれる頭脳と行動力の持ち主である。私の若かったころに似ていると言いたいところだが、私より能動的でビジョンもしっかりされていて力強い。このような方が活躍され花き園芸業界にムーブメントを起こしていただけることに大いに期待である。そしてこのような若い方々が力を発揮できる環境づくりをしていかなければならないと感じた。

ランチミーティングを終えて、次の会議までは時間があったため、人が少ないところに移動し、朝コンビニで買ってきた恵方巻をしっかり無言でいただいた。何をお願いしたかはここでは内緒である。
そしてカフェでデスクワークを行い、時間となったのでホテルオークラ東京ベイへと向かった。

会場にはすでに多くの方が到着されていた。

定刻に開会。藤目会長による挨拶から始まる。この藤目会長こそが、この若手会の牽引者である。

そして南房総『awahana!!』による発表があり、令和元年房総半島台風からの復興のお話などを聞かせていただいた。あれだけの被害を受けながら、あきらめずに見事に復興された皆様の強さには、頭が下がる思いである。

その後、著名なフローリストの方々による南房総の花を使った素敵なデモンストレーションが開催され、花の技術とトークに惹きつけられているうち、あっという間に第一部終了となった。

懇親会場に移動し、第二部が開催された。第二部は立食形式のパーティーで、多くの人とご挨拶をさせていただく機会をいただいた。普段は関東地方の生産者とはあまり接点がないため、私にとっては貴重な時間となった。その後、私は一足早く退席をさせていただき、宿泊地の新橋へと向かった。

新橋駅からホテルへ向かう途中にある自動販売機に目をやると、その中には焼き芋が・・・
いったいどのようなパッケージになっているのか?ガタンと落ちてきたときに形が崩れないのか?果たして美味しいのか?など気になるところではあったが、500円を出す気にはなれず、今回は見送ることにした。

日付が変わろうとしている頃に、マダガスカルの友人である音楽家から連絡が入り、日本での活動の相談があった。中々興味深いことである。畑違いではあるが、せっかくのお話なので何か良い取り組みにつなげていければと思っている。乞うご期待である。

このようにして2月3日の長い1日が終わりとなった。2月3日は節分。新しい1年の始まりである。そのような始まりの日にふさわしく色々な扉が開いた日となり、明らかに恵方に向いた素敵な日となった。

昨年開催された(公社)日本植物園協会による技術者講習会と第3分野会議について掲載されました。

引き続き植物をまもるために学び、そして伝えてまいります。