四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.03.14

又右衛門 スペイン紀行3月⑤ エルチェ

昨日今日とエルチェにて活動をすることになった。今まで私のブログを読んでいただいている方々はエルチェとはどういう所かはご存知の方も多いかと思いますが、最近又右衛門ブログを読み始めていただいている方のために念のため。

エルチェはナーセリーが多く集まる植木団地のようなものである。日本で言えば、千葉や安行、久留米、宝塚山本のようである。ただその一つずつが大きい。特にヤシで有名であるが、オリーブを扱っているナーセリーがほとんどで、その数百社とも言われている。

その中で輸出を行っているナーセリーも多い。ただ日本向けに輸出しているナーセリーは全体からすると多くはなく、10数社ほどが継続的、断続的に行っているのではないだろうか。ただその中でもしっかりした輸出を安定的に行っているナーセリーとなると、またその数は絞られる。

そのような中で数社から、私たちは日本総代理店を任せていただいており、また数社正規代理販売を委託いただいている。とてもありがたいことである。そして今回、私たちにご依頼いただいた方の植物や、確保している植物のチェックを二日間かけて行ってきたので、その一部を紹介させていただきます。

まずはオリーブ。コンテナいっぱいの背の高いオリーブ。魅力的である。ただ不安があるのは、上の葉をどのようにして剪定するか、管理が少し大変である。

このようなどっしりしたタイプ。とても安心感がある。

樹齢約600年の中型オリーブ。日本に来れば超大型であろうが、こちらでは中型ぐらいに感じる。他にもテーブルオリーブもしくはディスコオリーブと呼ばれるタイプ。実際にガラス天板を置いてのオリーブは何とも格好が良い。

極めつけはこのような超大型のオリーブも。樹齢約1500年ぐらいであろうか?日本では各社がそれぞれの基準で樹齢はしているので何とも言えないが、オリーブ自体のサイズでは恐らく日本でも最大クラスと言えるかもしれない。とても魅力的である。ただ今のところ動かすタイミングではないとのオーナーの言葉を受けている。またそれを暗示するかのようなオリーブからのメッセージを私も直接受けることになった。

ただ今後動かすタイミングが来たら、必ず又右衛門に依頼すると仰っていただいている。エルチェにおいて恐らく1番信頼されているであろうナーセリーのオーナーからそのような声掛けをいただけ本当に光栄である。

次にヤシではとても人気のブラヘア アルマータ。耐寒性もありシルバーがとても美しい。ただヤシは根を洗うと枯れてしまうことが多いため、私たちのテクニックを伝授し、新しいプロジェクトを行う予定。乞うご期待である。

ドラセナ ドラコ。まだまだ大きなものはたくさんあるが、日本向けにちょうどいい大きさである。ちょうどいいといってもかなり巨大であるが・・・

他にもいろいろあるが今日はこの辺で。続きは別の機会に。

二日間のエルチェ滞在活動の終わりには天使の梯子がかかっていた。

さ~~明日は北上していくつかのナーセリーの訪問である。引き続き頑張ってきます。