四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2024.01.12

【又右衛門 カタール・エジプト紀行①】~出発~

一昨日に都内での重要な打ち合わせを日帰りで行い、今日も朝一番の飛行機で都内に向かうことにした。今回都内に向かうのは、現在開催されているドーハ国際園芸博覧会の視察とそこで開催されるジャパンデーに出席のためである。

またドーハ国際園芸博覧会では屋内出展委員会の委員も務めさせていただいたので、その確認も踏まえての渡航になる。ただ今回は又右衛門の単独行動ではなく、日本花き卸売市場協会にコーディネートをいただいての団体行動になるため、少し安心した気持ちでの参加である。

今回の訪問で園芸博覧会の視察が楽しみではあるが、私は多くの国々を周ってはいるがドーハは初めてのため、会場以外に実際にはどのような植物がどのように植栽されているかが楽しみである。そのようなことを考えながら羽田空港へと向かった。

ただドーハにむけて羽田空港を出発するのは深夜便なので、夕方ゆっくりの伊丹空港発で良かったのだが、朝一番の飛行機にしたのは、どちらでも同じ料金なので出張費用と時間を有効につかうためである。思惑通りに都内でしっかり2つの大事なミーティングを行うことができた。

その一つが新しいことにチャレンジするための資格申請。もう一つが新しい取引先との初めての打合せになる。おかげさまでどちらも無事に終えることができた。

その後、慣れ親しんでいる新橋地下街で、しばらく食べられないであろう和食をいただき、早めに羽田空港にチェックインし、いつもお世話になっているJALのラウンジで出発前に提案書などを作成しながら過ごした。

そこでは、機内での長時間デスクワークには無くてはならない必需品である老眼鏡が壊れてしまった。かなりつらい。ただこのようなこともあるのはいつものことなので、予備を持ってきていたため難を逃れ、問題なくデスクワークをしていると、後にチェックインされた御一行と合流ができ、定刻ドーハ行きのカタール航空機に乗り込んだ。

私は体が小さいので、皆さんとは違ってエコノミークラス。ただ動きやすい非常口座席をいつも手配していただいている。ここに座ると必ず非常時のお手伝い要請などの説明を受ける。今までであれば、慣れてしまったのもあり、「は~~い。」と半分聞き流してしまっていたが、お正月早々の航空機事故もあったので、今回はいつもよりはしっかり聞くことにした。ただそのようなことがないことを願うが・・・

そして12時間30分の長いフライトがはじまった。カタール航空の方々は色んな国籍の方がいらっしゃった。また長時間ご一緒させていただいていると、いつものJALの立ち回りやサービスなど大きく違いを感じる方々も多くいた。ここでこれ以上書くと批判みたいになっても嫌だし、1度のフライトで批評するのも違うと思うので控えるべきと思うし、海外の航空会社では結構当たり前でもある。ただ言えるのはやはりJALはすばらしいな~と実感できた。そのような中でも素敵な方もいらっしゃりCAの「HARUKA」さん?の動きは倍速で早く際立っていた。

着陸前の食事を済ませ、みんなが二度寝やくつろぎ始めるころ、わたしは相変わらずパソコンで資料を作っていたが、そうするとパソコンの画面越しに遠くで何か転がったような感じがした。ゴミか何かかな?と思い、あまり気にしないでいたがしばらくして、女性の方が何かを失くしたように探されていたが見つからず、続いてお連れの男性もCAさんに問い合わせ探してみたが見つからなかったようであった。

ひょっとして私が何か転がったように見えた小さなものかな?と思ってCAさん聞いてみたらヘアピンのようものですとのことだったので、私が探させてもらっていいですか?と尋ねると、もちろんですと許可をいただき、大体の見当がつく座席の下あたりを探すと、うまく見つけることができた。それは丸いすみっこくらしというキャラクターの可愛いヘアピンであった。それを持ち主に手渡すと、大切にしているものであったのかとても喜んでいただくことができ、CAさんにもご協力のお礼までいっていただけ、緊急脱出での協力は機会がなくできなかったが、ちょっとしたお手伝いをさせていただいたような気分にさせていただけ、ちょっぴりうれしくなった。

そうこうしているうちに、そろそろ眠気がでてきたころ早朝ドーハ ハマド空港に到着。一緒に搭乗させていただいていた日本花みどり協会 澤田会長とともに上陸させていただいた。そして少し迷いながらも無事にドーハへと入国することができ、いつもの何らかのトラブルがあるスーツケースも今回は無事にピックアップすることができた。

さ~~少し眠いが今日から早速活動開始。どんな出逢いがあるかとても楽しみである。