四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2019.03.15

又右衛門。東南アジアへ③ シンガポールへ。

広いベッドで一人ゆったり仮眠をとり、頼んでいたモーニングコールはなく、出発時間が近づき慌ててシャワーを浴び、パッキングを終えてホテルをチェックアウト。そして空港へ。

今日はタイを離れてシンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイへと向かった。今回の訪問は、数日前からはじまったSAKURA MATSURI向けに送った桜や菊人形の状況チェックとイベントを観るためである。

バンコク スワンナプーム空港を出発し、約2時間でシンガポール チャンギエアポートに到着。相変わらず植物をいっぱい使った素敵な空港である。特に荷物のターンテーブルでもこのように・・・。この辺は日本は大いに見習わなければならないと感じた。

そして各植栽をチェックしたのち、TAXIに乗り込みガーデンズ・バイ・ザ・ベイへと向かった。

到着後、まずOFFICEを訪問し挨拶をさせていただき、その後早速「SAKURA MATSURI(桜祭り)」が開催されているフラワードームへと向かった。

フラワードームに入ると、まずパートナーである福島県二本松の菊人形が目に入る。多くの方がフォトスポットにしており、とてもにぎわっていた。

最近はJヴィレッジやCafé Amazonなど福島での活動が多く、福島が元気に活躍する姿は、今まで以上にうれしく感じることができる。

そして進んでいくと赤い鳥居が目に飛び込んでくる。この付近にも日本から私たちが送り出した木蓮などが飾られている。

更に進むとチーム又右衛門はじめ各地からの素敵な桜が咲き誇り、多くの人をくぎ付けにしていた。またすれ違う人から漏れ聞こえる称賛の声から多くの人に感動を与えていることが直接伝わり、思わずこみ上げるものがあった。

また多くの人がそれぞれに個性を発揮している植物を背景に写真を撮ったり、一つずつの花の写真を撮ったりしている姿を近くで見ていると、日本の花きの素晴らしさが伝わっていると感じ、誇らしく思うこともできました。

さらに「SAKURA MATSURI」会場に隣接するところにはJAPANブースが作られ、日本の縁日を再現したような屋台風のお店や浴衣のレンタルコーナーが並び、多くの外国人でにぎわっていた。

SAKURA MATSURI(桜祭り)はガーデンズ・バイ・ザ・ベイに数ある年間イベントの中でもとても人気のあるものである。そのイベントの重要な役割をチーム又右衛門に与えてくださったガーデンズ・バイ・ザ・ベイの方々や関係者、このプロジェクトを助けてくれるパートナー、そしてなんといっても素晴らしい日本の植物に心より感謝したいと思う。

そして「SAKURA MATSURI」会場を後にし、その後GBBで過ごせる約4時間を停まることもあまりなく、ひたすら歩き続け、今まで日本から送り出した植物の状況を確認したり、パートナーの植物をチェックしたり、時間がある限りできるだけ多くのパビリオンを周って植物に触れてきた。

そしてタイムリミットがきたので、後ろ髪を引かれる思いでガーデンズ・バイ・ザ・ベイのCEOに見送られてTAXIに飛び乗り、チャンギ空港へと向かった。

そしてチャンギ空港で少しトラブルはあったものの無事出国し、再び約2時間のフライトでスワンナプーム空港に到着。その後無事ホテルへと戻ることができ、シンガポールの日帰り視察は終了となった。

半分以上は移動時間で実際の視察時間は4時間と短く、考え方によれば非効率な訪問と言われるかもだが、私たちが日本から送り出した植物が、どのような花を咲かせ、どのような評価を得て、どれだけの感動を与えることができているかを自らの目で実際に確認できたことは、とても意義深く価値があったと感じている。

そして私たちチーム又右衛門にとって、引き続きガーデンズ・バイ・ザ・ベイに日本の素晴らしい花きや文化を届けることに、使命感とやりがいを強く抱くことができる、とても感慨深い一日となった。

さて明日は最終日。再びタイでの活動。気合を入れて頑張ろう!!!