四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

おはようございます。
まだまだ日中は暑いですが、朝・晩は少し肌寒いですね。
さて、今日のバラは「スペード」です。
やさしい色目にフリルが入ったとてもかわいらしいバラです。

お花の感じはオレンジのバラ「カルピデューム」に似ています。
似ているのは当たり前なんですが・・・
カルビデュームの枝変わり品種になります。
肉厚でしっかりしています。

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正確にはまだ日付が変わっていないから最終日ではないが、ナーセリーから空港へ向けて車を走らせた。
車には、ナーセリーのオーナー夫婦、通訳の女性と私。
時速は約130km、かなり早いがこれもノーザンテーストの法定速度。
時より出逢うトレイントラックの長さに驚く。
まさに電車そのもの。
さらに初めて体験したブッシュファイアー。
綺麗といっていいのかどうかわからないけど、幻想的であった。

まるで幼少期に見た奈良の若草山の山焼きを思い出した。(ちょっと違うか~~)
このブッシュファイアーの原因は、豪日の情熱野郎の火が燃え移ったと勝手な解釈をして車窓から見つめていた。
きっとその火を見つめ、その火が眼球に映っている私は、星飛雄馬か花形みつるのようであったかもしれない。左門豊作ではなかったことを祈る。
そうして、しばらくしてダーウィン市内に近づいた。
時間はもう夜中になろうとしている。でも誰もが眠ったりしていない。
今回のことで興奮しているのであろうか・・・
ただみんな喉をからしている。それは激論で交わしたからであろう。
でも一番大変だったのは通訳さんであったと思う。なぜならば、私と彼との間に入って話をするのだから、当然足し算して、私たちの倍を話していることになる。確かに喉がかすれている。おまけに色んなことを考え、頭を使い、気を遣い間に入ってくれた。
彼女は、必ずしもライセンスをもっている人ではない。でもほぼ初対面に近い、ボランティア的なお願いを快く引き受けていただいた。そして期待以上の役割をしてくれた。
多分ヘトヘトであっただろう。本当に感謝です。
この場をかりてあらためて、ありがとうと言わせて欲しいと思います。
そうこうしているうちに、ダーウィン空港へついた。
そしてここで、みんなと握手、そして抱き合い G‘Day Mate!と言い合い
互いが互いの背中を背中で見送った。
その後、私は、シドニー、成田を経て伊丹空港、そして宝塚に着いた。

おはようございます。
また夏が戻ってきたかのような暑さが・・・・
温度変化が激しくて、体が悲鳴をあげそうです。
さて、今日のバラは「ラベンダーヘイズ」です。
2013年の新品種です。

薄いラベンダー色がとても綺麗です。

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●5日目 視察、商談最終日
皆さんより一足早く私だけ起きて、あらためて施設や、ボタニカルガーデンを2周した。
昨日よりじっくりみることができたので、今後のイメージが湧いてきた。
そして朝食後、さらにもう一度,
次は、みんなでナーセリーを周った。

*このナーセリーが評価された認証マーク



このナーセリーにもいくつかの特徴がある。
大きな特徴は、耳慣れない言葉かもしれないが、世界的に種の保存を目的としたワシントン条約の付属書Ⅰ、Ⅱの植物を輸出できるという政府認可の特別なライセンスがあるということと、世界でここにしか輸出できない品種のものがあるということ。

*この種はかなりのレア物
ワシントン条約のⅡは、輸出国政府が承認したものについてのみ海外に輸出が出来、それを輸入することができるというものであるので比較的簡単かも。
ただ付属書Ⅰというものは、本来は学術目的以外、商用など目的に輸出入が決して出来ないというものである。
但し、これには例外があり、彼らはその例外を適用できる資格を有しているので、輸出入が正々堂々とできるのである。これはとても大きなこと。
今まで同業や愛好家の中にはそのような植物を異国で採取したり、こっそり持ち帰ったりしてビジネスをしている会社や個人がわりといる。
しかし私たちの会社は(どこの会社当たり前かもだが)は当然ながら、いくらお客様の要望があったとしても、法的、倫理的に問題があるビジネスはいくら需要や利益があっても行わないというのがポリシーなので手を出せなかったものがこのナーセリーと提携することで例え一部でも提供できるようになるのだからである。
そしてそのような貴重である素敵な植物を見せていただき、またオフィスへ戻った。
そして、家族とランチを頂いた。
かなりおいしかった。
メインディッシュはバラマンディー。


バラマンディーはこの辺に生息する大きな魚で、スポーツフィッシングとしても人気が高い。自称セミプロアングラーの私は腕試しをしたかったが、川を見ることすらできず、次回の楽しみとすることになった。
ランチが終わり、さてミーティングも大詰め。
そして今後についての最終決断になった。そこには何のためらいも無く、彼が差し伸べた手に私が手を差し伸べることになった。
お互いが強く握り締めあった。ここまた分厚い扉が一つ開いた。そしてそれと同時に背中に重たいものがのっかった感覚がした。
と、なると後は、これからの手続。今からなら場合によってはIFEX2013にも間に合うかもしれない。色んな準備を始めた。
ただ先ほどにでてきたワシントン条約Ⅰのものの手続はそう簡単ではない。以前もその手続の面倒さから断念した人もいたらしい。またその件の意見の食い違いで、同じ話の論争が数時間続いたが、何とか出口を見出し、出発のギリギリに折り合いをつけることができた。そして荷物をまとめ、深夜の出発の飛行機に乗るために、この地を後にした。

4日目 ダーウィン到着
ブリスベンを出発し、多くの感動にくるまれながら約4時間、 ダーウィン空港へ到着。
待たせてはいけないと足早に、飛行機をおりて、ゲートをくぐり、
荷物を取りにターンテーブルがある場所に向かおうとしたら、
私の方を向いて手を振るオージーと小柄な可愛らしい女性がいた。
誰に振っているのかな?よくある人違いかな?と思いながら近づいていくと、
さらに寄ってきて? Mr Kanaoka?という。
なんで??とかなりキョトンとしてしまい、しばらく経って迎えに来てくれた生産者と、
通訳をかってでてくれた豪日協会の女性であったことがわかった。
確かに迎えに来てくれているはずで、そして待ってくれているのだから、
私がびっくりするのがおかしいのであろうが、私にはそれなりの理由があった。
それは迎えに来てくれている場所が、飛行機を降りてすぐ売店があるところで、
荷物をとるターンテーブルの手前であったからである。
私もいくつかの空港をまわったけど、記憶の中ではそんな空港は記憶にないからだった。
本当は、初めて会う人たちに対し、第一印象は肝心だと思って、自分なりの
ハチャメチャ英語だけど、喜びは思いっきり伝えたいためにオーバーアクション気味
で表現しようと思っていたのに、いきなり肩透かしをくらってしまった感じがした。
そんなハトが豆鉄砲を食らったかのような表情にきっと彼らも???と思ったはず。
その言い訳をさせていただきながら、挨拶も早々に車に乗り込んで目的地にむかった。
車を快調に走らせている中、彼が急遽車を止めた。
いったい何があったのかなと思っていたらこの写真。

スイカを買うために選び始めた。
日本でも道路サイドで桃やりんご、たまにカニを売っている光景を見るけど、それとは大きく違い
何となく今回は、大陸的というか、とても心地よい良い感じがした。
せっせとスイカを積み込むとクイーンズランドと同じようなハイウェイをひた走る。
ただ同じようなハイウェイでも景色が違う。それは生物のいる感を感じられないと言うか何と言うか・・・
クイーンズランドの時は、広い草原の道路わきには羊や山羊、馬や牛、時にはカンガルーだったけどノーザンテーストでは、岩が多く、赤土、さらに動物はほとんど見られず、あるのはこれ!

何にだと思いますか?これは蟻塚です。
こんな蟻塚が無数にある。かなり驚いた。
そこで迎えにきてくれた生産者Joeに「何でこんなに大きく高い蟻塚をつくるんだろう?」
聞いてみるといとも簡単に答えてくれた。
それは「NICE! View!!」だって~~~。
かなりうけた。どこの国でもオヤジはおやじか~~と思った(笑)
そして数時間して目的地に着き、早速、ナーセリーとボタニカルガーデンを見学






自生や地植えされた植物、栽培された植物を明日の為の予習のように
簡単に拝見させていただいてるうちに夜が更けた。
素敵な夕焼けを背にオフィスへと入り早速、
植物の説明と相互の取り組みについての相談をさせていただいた。

今回のこのナーセリーとのミーティングの目的は大きく2つ。一つは植物と施設の確認。
そして肝心なのは以前からペンディング状態であったこのナーセリーとの
取引についての最終確認であった。お互いの今後を見据え話は尽きない。
そうこうしているうちに時間も経ち夕食の時間に。
今晩の夕食はホームメードカレー。

シンプルであったけどその分とても温かく感じ、余計においしく感じた。
食後も話は尽きない。そうこうしているうちに、外はもう暗くなっていた。

お互いの方向性を確認し合い、結論は持ち越して、この日は休むことにした。
続きは次回に・・・

4日目 ブリスベンからダーウィンへ
今朝は6:00起床
そしてダニーや奥さんの手厚い見送りを受けて空港へ向けて出発した。
今日も空港へは息子さんのピーターが送ってくれる。本当にありがたい。
空港までの1時間あまり、ピーターと今後について話し合った。彼もグラスツリーの日本への輸出は容易でないことを理解している。
でもここであきらめるわけには行かない。
そして私たちはチャレンジャーであり、フロンティアになろう!!と誓い合った。
さらにこのビジネスを、次の世代にも受け継がせていこうと約束した。
そんな話をしていると、あっという間に空港へと到着した。
そして名残惜しいが、ここで彼と別れた。

ブリスベン空港の国内線は比較的わかりやすかったが、チェックインカウンターは結構混んでいる。
そこでセルフチェックインを試みる。
さすがに少し戸惑った。そこにとても美しい地上アシスタントが着てくれて
ほとんどの作業を手伝ってくれた。
本当に助かった。カンタス航空の自動チェックインは、預ける荷物もセルフで、ラゲージタグも自分で発行し自分でつける。
おかげで、とてもスピーディーなチェックインができた。
その後も問題なく搭乗ゲートまでたどり着き、ブリスベン地を飛び立った。
ダーウィンまでのフライト時間は約4時間。その飛行機の中でこのブログの記事を書いている。
飛行機の座席全てにi-Padが用意されている。結構快適。
私はi-Padユーザーではないが、触っているうちに楽しくなってきて欲しくなったがここは我慢。Let’s Noteがあるので早く使いこなせるようにしなければなので・・・。
さていざダーウィンへ。どんな感動が待ってくれているのか楽しみだ。

おはようございます。
いつの間にかセミの鳴き声が、秋の虫たちの鳴き声にかわっていますね。
心地よくなる音色です。
さて、今日のバラは「プレディア」スプレーバラです。

ルージュにありそうな色目
色表記はピンクですが、赤・オレンジが絶妙に混ざり合ったような色目なんです。
不思議な感じがしました。

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今日で3日目 9月10日
この日は宿泊地であるGlen Innesを朝6:00に出発。
あと残り約500kmの帰路につく。といっても帰るというより次の打ち合わせに行くのだが・・・・
途中で小さなガソリンスタンドとコンビニが融合したミニショップに立ち寄り
朝食を食べる。

それがこの写真。これが一人前である。価格は約9AUDである。すなわち約900円
日本のすき屋が200円で玉子かけごはん朝食と比べたら高いかもだが、
昨晩夜食代わりに食べたマクドナルドのナゲット6pc&コーヒーと同価格とすればかなり安い。
確かにマックが高いのかもだけど、オーストラリアの物価、特に食事は高いので、それからすれば、
この朝食はかなりコストパフォーマンスが高かったといえるのでは。

その後、鍵を借りてトイレを済ませ足早に目的地へ向かう。
走ること約400km 約4時間でナーセリーまで戻った。
それにしても本当に素晴らしい旅だった。私の人生の中でも指折りの経験をさせてもらえた。感動以上のものがあった。
そして少し休憩後にIFEX用のサンプル空輸と、グラスツリーに最適なメディアの選定や輸送方法について、資材メーカーのスタッフを交えて打ち合わせをした。
私の英語理解力は微妙なので、ヘルプをしていただきながら何とかミーティングを終えた。
これで今回の目的はほぼ達成できた。親切な皆さんや、素晴らしきパートナーにあらためて感謝です。
今回はこれでナーセリーから離れるので名残惜しいのでいくつかの写真を撮った。



そしてそこからの帰り道、そんなに遠い距離ではないので歩いて帰ることにした。
途中ではこんな馬たちが不思議そうにみていたり、広大な土地で芝生を栽培している場所があったりで、とても楽しい帰路だった。


そうこうしているうちに近いためすぐに到着。
早速打ち合わせの内容をレポートまとめて、この日を終えることにした。
いよいよ明日は、初めてのダーウィン。そして車で目的地に向かう。
初めて訪問する農場に、期待と不安が交差する。
初めの予定では、ダーウィンでも通訳さんが見つからなかったのだが、今回は素敵な縁で手伝ってくれる人を紹介していただけた。お世話になって方には本当に感謝です。

予定通りAM2:30起床。
コーヒー一杯を身体に流し込み、AM3:00 ダニーと息子のピーターと私で
いざ出発!!!
目標は南へ約800kmのところにある夢の地へ。
眠い目をこすりながら出発した時、空を見上げれば満天の星空が広がっている。
まるで夜空全体が天の川の様な状態。かなり美しい。
ふと約10年前に、幾度か通ったモンゴルの星空を思いだしていた。

しばらく車を走らせていると(といっても私は助手席 一応国際免許はもっているのだが・・・)
夜が明け始め、辺りは朝靄が覆い、幻想的な風景が広がっている。
まるで雲の上に車を走らせているようにも感じた。

気温は4℃と少し寒いがかなり心地よい。
この寒さも朝の間だけで陽が昇るにつれて、気温も上がってきて、清々しい気分。
そんな素敵な風を受けながら、ひたすら続く長~~~~く緩やかなワインディングロードをひた走る。
ロードサイドには数々のネイティブプランツ。群生するミモザの花が美しい。

草原には、羊やヤギ、馬、牛、時々カンガルー。
空と緑の間をかいくぐるかのように赤、青、黄、緑など鮮やか色の鳥たちが目の前を横切る。


まるで植物園と動物園と野鳥園を同時にめぐっているかのよう・・・
そうこうしているうちに、約8時間で目的地に到着した。

ここからは山を登る。車で行けるところまですすむ。
車はTOYOTAのランドクルーザー。さすがの性能を感じる。
そしてハードな谷あいを走りとうとう到着した。

逸る気持ちを抑えて、とりあえずランチBOXをあける。おいしいサンドイッチにバナナケーキ、
大好物のコーヒー。でもでも前に拡がるグラスツリーに気が気でない。
その光景は説明より写真で・・・・・

どうですか?こんな景色。日本に多くはないグラスツリー(ブラックボーイ)それも最も希少と言われ、人気の高いグラウカがこんなにも目の前に群生している。
私には信じられない光景であった。多分この種の希少性を知っている人たちには、
信じられない光景であろう。
感動に浸っている時間はないので、ピーターとジャパンサイズの選定とマーキングをはじめた。

あまりの多さに、目移りがしてしまう。
中には、とんでもない大きさで10ヘッドのマルチがある。

こんなのが輸入できれば、全国から見に来てくれる人がいるだろうな~。
と思いながら見とれてしまった。
いずれにせよ与えられた時間はほんの少し。
その中で十数本のマルチヘッドを選択しマーキングを行なってきた。

これらは後日、引き取りに来ることになる。
そして後ろ髪を引かれる思いでこのパラダイスを後にした。

それにしても、このグラスツリーの群生には、驚きを通り越して、感動いやまだそれ以上のものを感じた。
後で考えると目の前に広がっていたグラスツリーを日本での販売価格に換算すれば数億円ではきかないだろう。
でもこの光景を目の当たりして、そんなことは思えなかった。
むしろビジネスでここに来ることの是非をも考えた。
その反面、ここにある魅力的なグラスツリーを一人でも多くの人に見てもらいたい。
触れてもらいたいという考えも強くなり、葛藤をも感じた。
いずれにしても、ただただこの光景を失わないようにこれから取り組んでいかなければならないと実感することが出来た。
そして、また再び車で帰路へ。
今日の走行距離は1000kmをゆうに超えただろう。
ドライバーをしてくれているピーターはその距離を一人で走破した。
彼のタフさには頭が下がる思いがした。
そして下山後3時間ほどして、本日の最終目的地である写真のモーテルに着いた。

その後夕食にステーキを食べながらミーティングを行ない、将来の方向性を確認しあった。
本当においしかった。格別な味がした。

私はほとんど英語がしゃべれない。どうしようもない時は、友人に電話で助けてもらえた。本当にありがたい。いつかきっと恩返しをしなければ・・・
そんなミーティングでもお互いが理解しあえる。言葉は通じなくても、心が通じ合えればいろんなことがクリアできることを実感した。
そんな素敵な余韻に身をくるみながら今日は寝ることにしよう・・・

おはようございます。
夏の終わり
雲が秋の雲に。
大きくて迫力のあった雲がいつの間にか細かい雲の集まりに。
ちゃんと秋がきています。
さて、今日はお花ではなく葉物のご紹介です。
とても大きな葉「パームリーフ」 別名「オウギヤシ」です。

扇のように放射線状に広がる葉。
シルバーがかった葉。

オウギヤシの葉は、敷物、籠、帽子などを編むのに用いられているそうです。
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