四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

沖縄2日目。午前中は名護周辺で活動。そして午後からは今回の沖縄訪問の第一目的である日本植物園協会 第3分野 視察&会議に出席するために、第3分野メンバーとの合流である。

合流場所は「ビオスの丘」である。他のメンバーは空港からのチャーターバスにて現地入り。私は前乗りのためレンタカーにて現地で合流させていただいた。私の出席と言うこともあり、少し雨混じりの中であったが、施設内を案内していただいた。

まずは展望台から辺りを一望できるところから変化していく植生などについてお話をいただくことができた。

この日は休園日ということもあり、ゆっくり説明を聞きながら歩くことができた。この施設は沖縄の植生を大切にし、自然を楽しんでいただけるように、様々な取り組みをされていた。

途中木の葉を良く見ると「アオミオカタシニ」を発見。まるで宝石のようにも見えて美しく可愛くも感じる。

また沖縄らしくヘゴの木も多くみられる。

またフィカスで作られた家の造形物もとても素敵であった。

これは龍。辰年生まれの私は龍への憧れも強く、観ているだけでワクワクさせていただけた。

途中では船に乗せていただき池から自然を観察させていただき、普段では見られない角度から拝見できたのでとても面白かった。

船を降りると再び施設内を歩きながら、とても丁寧に案内もしていただけた。また写真は控えさせていただくがバックヤードも案内いただけ、参考になることが多くあった。

視察を終えると次の訪問先であり、今回の分野別会議の主催園である東南植物楽園へと向かった。

到着後、荷物を預けて、早速周回バスに乗り、園内を案内いただけた。

ここには、沖縄ならでは植物に加え、動物たちもいて多く人が楽しまれている姿が印象的であった。

そして入口にある売店兼動物に触れあえる場所では、小さな子供たちが、モルモットなどに触れながらとても楽しそうにしていた。私は落ちつきがないかのようにゲージ内をクルクル回るアルマジロがとても気に入っていた。

また施設内には特別展示として昆虫の展示があったので見学をさせていただいた。

とても格好いいカブトの生体が展示されていた。

これは虹色のクワガタ。写真はうまく撮れなかったがタマムシのクワガタバージョンのようなものである。初めて見たので感動的であった。

他にはちょっとグロテスクであるが海外の巨大なゴキブリやコオロギ、他にはサソリなどゲージに入っていなければ、悲鳴をあげてしまうような昆虫が多くみることができ、とても興奮させていただいた。これを見ると子どもたちはこの場からしばらく離れたくないだろうと思えた。

そして一通りを拝見し、次には駐車場を挟んで反対側にあるエリアを案内いただいた。

こちら側には、トックリキワタ並木やマダガスカルのザーバオバブなどか植えられていて、とても興味深く拝見することができた。

そして東南植物楽園と言えば、やはり日本一のユスラヤシ並木。ここに来るのは4回目であるがその度に、この風景には毎回釘付けになってしまう。何度見ても素敵な場所である。他にも多くの場所をとても丁寧にガイドしていただきながら視察をさせていただき、陽が落ちかけてきたので、一旦会議室に戻ることになった。

そして視察に続いてテーブルでの会議に入り、日本各地から集まった各園から順次、近況報告などを行うことになった。そして私も報告として海外での農地や管理地についてと、沖縄での新しいプロジェクトについて報告をさせていただいた。

そして各園の報告が終わり、順次議題を進めていき終了する頃にはすっかり日も落ちたので、参加者みんなで夕食会場へと向かった。

明るかった時とは全く別の感じである赤くライトアップされた門をくぐり園内の食事会場へと入り、美味しい食事をいただきながら色々と情報交換させていただき会員同士で懇親を深めることもできた。そして食事終了後再びバスに乗り、イルミネーションで昼間とは全く別の顔をした園を再びバスに乗り見学させていただいた。

約30分間バスにて案内いただき、続いて昼間の見学同様に駐車場を挟んだもう一つの園を拝見させていただいた。

ただこちら側は、良くある派手なイルミネーションでなく、とても柔らかな灯のイルミネーションである。

これらは世界初のエコイルミとして電力最小限をめざしたイルミネーションとのこと。確かにイルミネーションには電力を使うし樹々にも負担がかかるかもしれないので、この取り組みはとても素晴らしいと思った。そしてどんな煌びやかなイルミネーションより輝いていると言える。拍手喝采である。引き続きこのような取り組みを拡げて欲しいと感じた。

そしてこの日の視察を全て終え、各自ホテルへと向かい、私もレンタカーにて自己手配のホテルへと向かうことにした。今日一日とても価値ある日となった。ご案内いただけた皆様に本当に感謝である

さて明日は再び北部へ向かうことになる。これもまた楽しみである。

今日から4日間11日より沖縄である。前回は結構雨が降ったため、今回も雨を気にしながらの訪問である

いつものように伊丹空港へ向かい、検査場を通過。そしてエレベータでラウンジに向かう。そこで足元にボーディングパスが落ちているのを見つけて、カウンターに届けてあげなければと拾い上げ、名前を見てみるとそこにはNOBUYASU KANAOKAと書いてあり、一人照れ笑いをしながらチェックインを済ますことになった。

天気は私には珍しいとても良い天気。海を見ているとオキナワ!という感じがする。そして予約したレンタカーの手続きをするために、バスに乗り込み営業所へと向かう。到着後はアナウンスに従い名前を呼ばれるまで皆さんと一緒に待つことにした。

バスに乗る際の順番では割と早い方であったので、ほどなくして呼ばれるかと思っていたが中々呼ばれず、やっと呼ばれたと思ってカウンターに向かおうとした時に、違う方も立ち上がりそのまま手続きをされたので、気の弱い私は聞き間違いかと思い、引き続き待つことにした。

そして最後の人が呼ばれて、待合室にはポツンと私だけが・・・。しばらくして係りの方が、お手続きですか?と声をかけてきたので、それ以外に何の用事があるのかな~~と思いながら免許証を提示し少し遅くなりながらも無事出発することができた。

そして車で約1時間、沖縄でのプロジェクトを一緒にさせていただくパートナーのハウスに到着、合流できたので、まずはプロジェクトの中心地である用地を視察した。用地は客土も進み、今年中にはハウスの建築に入る予定。とても楽しみである。この場所は伊差川ICに面していて、2025年開業予定のジャングリアに向かう幹線道路に隣接し、今後開発が進む絶好の立地である。

ここで同じ想いをもち、方向性が一緒であるパートナーと大きなプロジェクトを進めていこことになる。予定では来春にプロジェクトの起ち上げの報告をし、来夏のグランドオープンをめざしていくことになる。きっと花き園外業界内外の方にご利用いただける施設にできると思うので、皆様にも楽しみにしていただければである。

そして途中で美味しいそばを、さっとかきこみハウスへと向かった。

ハウスでは先日大阪より送ったセネガルのバオバブやタイのエレファントイヤーなど元気にしてくれている。やはり沖縄の気候の方が彼らにとっては喜ばしいのであろうと感じた。

その後は各種契約事項と書類の確認を行った後、近くのスーパーで買い出しと食事を行ってからホテルへと向かい、パソコンに向かい合いながら深夜眠ることにした。

明日は中部にての活動。また違ったパートナーとの再会があるので楽しみである。

2024.11.09

秋を感じる

タイから帰国すると秋本番となってきた日本を身体で感じながらの1週間であった。週初めは祝日ではあったが新しいパンフレットの写真撮りや社内会議で始まった。

翌日は、都内でとても重要な会議があるためいつものように伊丹空港から羽田空港へと向かう。今のところ忘れ物はなしである。

そして午前中は、現在まで一緒に行ってきているプロジェクトの進捗や結果報告に加えて、今後の進め方に大きく影響してくることなどのとても重要なミーティングを行った。ここでは相手様が誰であるとか何をしようとしているかは言えないが、きっと両社にとってとても大事な話である。そして多くの学びを得ることができた。加えて又右衛門活動に賛辞を送っていただけ、私たちグループにとって進むべき道が明確になってきたような気がした。

今回の上京の大きな目的を終え、せっかくなので神奈川 川崎で開催されている全国都市緑化フェア 川崎 秋開催を見学させていただいた。

会場には壁面緑化などテーマごとに作品が展示をされていた。

またGREEN×EXPO2027 横浜国際園芸博覧会のPRブースもあり開催がもうすぐそこまで来ていることを感じながら、帰阪までの時間を過ごさせていただいた。

週中は、開催まで約半年になった大阪・関西万博の打ち合わせを現地調査も含め、舞洲にて行うことにした。どこの国のパビリオンなどを関わらせていただいているかは、NDAの関係でお話ができないが、約5か国からお話をいただいており、年明け早々バタバタが良そうされるので、メンバー強化を行いながらしっかり進めていきたいと思う。ただ依頼の多さに対応できていないので、このブログをお読みいただいた方で、一緒に活動をしていただける方がいらっしゃったら大歓迎なので気軽にお声掛けいただければ幸いである。

また他にも大阪市内の大きなマンションの植栽年間管理の依頼もあるなど、近年強化した環境や生態系に配慮した取り組みが少しずつ効果を表してきてくれたと感じている。まだまだ事業としての規模は小さいが、必要な取り組みであり独自性が高いため引き続き強化しながら進めていければと思っている。

週の終わりには月初めは海外渡航中にて、参拝ができずにいた氏神様を参らせていただいた。

私は参拝時に通る参道で時折見かけるポイ捨てゴミを手で拾って持ち帰っているが、今回はいつも以上にタバコや吸い殻、空き缶やマスクなどが捨てられており、毎月のように簡単に拾うことが困難なため、ビニール袋などが必要と思い、近くのコンビニへを買いに行くことにした。

そしてレジにて支払おうとした時に、レジから高い音の音楽がながれて何だろうと思っていると、何かが当たったらしく、景品に写真のユンケルをいただくことができた。このユンケル価格を見ると私がレジで支払うべきお金と同じぐらいのお品で、ありがたくお納めさせていただいた。

そして参道にて収集したゴミを袋に入れながら、ユンケルを見つめ、このご褒美はきっと「お疲れ様」「もっと頑張って拾って!」と言っていただいているのかな?と思いながら、私なりに目につくものは拾わせていただき帰社させていただき、何か清々しい気持ちの中で1週間の締めくくりとなった。

さて日曜日は久しぶりに自宅にてゆっくりできるかな~~。ネコちゃんとの時間が楽しみである。

今日は最終日、朝から慌てて荷物をパッキングして出発準備をおこなった。

ある程度準備ができたところで、朝ごはんの買い出しに出かけた。そして今週ずっとお店を出していなかった私の好物の焼きバナナ屋さんが出ていたので購入。数か月ぶりにもかかわらず私のことを覚えてくれていて、焼きバナナと同じように温かい気持ちに触れることができた。

そして部屋に戻って焼きバナナとヨーグルトをいただいてから、ほっと息をついて時計を見ると出発時間ギリギリになったので最終パッキングをして、部屋にお世話になった挨拶をした後、フロントに向かい、チェックアウトを完了させて、現地パートナーの車に荷物を積んで、ホテルを出発した。

今日は今回のタイ訪問では1日だけとなった植物に関わる活動で、前回の訪問で仕込んでおいた植物たちの生育状況の確認のために生産地を訪問するのである。

そして生産パートナーのところに行く途中にあるブーゲンビリアを生産する農場に立ち寄った。相変わらずのキュートな色合いに心が和む。

ただ今回は単純な見学で立ち寄ったのではなく、スペインのパートナーからブーゲンビリアの手配をして欲しいとの依頼があったので、その交渉のためである。そしてしばらく条件などをすり合わせ、ある程度状況は把握できたので、急いで次の目的地へと向かった。

そしてしばらくしてパートナーのナーセリーに到着した。ただパートナーがトラブルで同席することができず大事な打ち合わせは来月に持ち越しになってしまったが、確保している植物たちは順調なので一安心することができた。

他にもいくつか気になる植物を追加購入し、その他植物の状況を確信して、今回のタイ訪問の予定していた活動は全て終えることができたので、パートナーに空港まで送っていただくことにした。


そして比較的渋滞は少なめであったが、途中食事などを行ったため約4時間でスワンナブーム空港に到着。無事にチェックインをして、今は空港のラウンジでこのブログを書いている。

今回のタイ訪問の目的は植物ではなく、観賞魚が主であったために、正直知識もないまま、初めて観賞魚業界に飛び込んでいくことになり、とても不安は大きかったが、多くの人に支えられたのと、観賞魚も植物も命を大切に思って活動するものは相通ずるものがあり、みんなが私たちを受け入れ、親切に対応いただけたので多くの学びを得ることができた。

そして新たな分野に入っていくことに、不安はあるが若かったころのワクワクを感じることもでき楽しみが増えたような気がする。

ただ花き園芸業界や自社の状況は決して順風満帆とは言えない。ただだからと言って、そこに注力をし過ぎるのではなく、常に前に進むことを怠っては、最終的に前にも後ろにも行けなくなると強く思っている。そのためにもスタッフには迷惑をかけることもあるかもしれないが、それこそがより長く一緒に活動していくために必要だと思うので今後もこのスタンスは変えずに進んでいきたいと思うので、引き続き皆さんも私たちのチャレンジを温かく見守っていただきたく思っています。


今回も又右衛門タイ紀行2024年10月をお読みいただきありがとうございました。

さ~~帰れば、多くのことが山積みであるが楽しんで取り組んできたいと思う。

ではではコップンカップ!!!

今日は再びバンコクにて観賞魚関連の活動である。

いつもお決まりの屋台で買った食事をいただき、手配した車でいざバンコクから少し離れた隣県にある観賞魚の生産者へと向かった。

ここの生産者は、らんちゅう(観賞魚) の生産を行っている。そして到着後、早速管理地を見学させていただき、らんちゅうの生産について工程などを聞かせていただいた。

そしてこちらからは、バラエングループの活動と「マリネックス錦」の効能などについてお話をさせていただき、生産工程における効果などをディスカッションさせていただいた。

現在はとても安価なタイ製品を使っていて、ある程度満足はされているようであった。ただそれ以上に効果が期待できるので、あとは価格の問題などざっくばらんにディスカッションをさせていただけた。

またここかららんちゅうは日本に輸出をしているとのこと。私たちは今まで日本のらんちゅう生産者にも「マリネックス錦」を販売させていただき、らんちゅうは日本から輸出されてばかりかと思っていたが、輸入もしているとのことを聞かされ驚いたのと、自分の勉強不足さを感じることとなった。

そして再びバンコク市内にもどり、今度はタイでも著名な錦鯉生産者を2件訪問させていただいた。

これら会社でも、私たちの取り組みと「マリネックス錦」についてお話をさせていただいたところ1件は「マリネックス錦」を既に知っていただけており、私たちの訪問と提案をとても喜んでいただくことができた。

また「マリネックス錦」がもつ効果として

●新穴あき病などの病気予防

●アンモニア・窒素の吸着除去

●一般細菌の繁殖抑制

●錦鯉の白地ヌキ

などには強く関心を持っていただけた。

またもう1件の生産者の現場責任者も同様に大変興味をもっていただけ、現在出張中のオーナーと是非会って欲しいと言われ、12月もしくは来年1月に再訪することになった。

この2社とも販売されている錦鯉は全て日本産とのことでタイでの生産は行っていないとのことである。そして単価も数十万や数百万、それ以上のものもあるとのことで、きっと弊社のマリネックスはお役に立てるので粘り強く地道に営業をしていこうとあらためて思った。そして早い再訪を約束して錦鯉生産者訪問を終えることにした。

生産者訪問後はチャトチャックにある観賞魚用資料などを販売している店舗に訪問し、価格調査などを行った。

そして試験的にタイで多く使われている殺菌剤などを購入し、また日本から輸入されている資料などを拝見させていただいた。

正直価格はタイ産がかなり安いが、私たちが製造する海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸液)は無いようなので、皆さんに使っていただけさえすれば、その価値を実感いただけると思うので、泥臭いかもだが足を使いながら何とか広めていかなければならないと感じた。

そしてここの視察を終え、数日間お世話になって現地パートナーとお別れし、私は渋滞を避けるためBTSにてホテルのあるプロンポン駅へと向かい、途中スーパーで買い出しをして、ホテルで、パソコンに向かい合うことにした。

さ~明日は最終日。本業の植物での活動である。しっかり頑張ろう。

今日は今回のタイ訪問をこの時期に選んだ理由でもあるPET FAIR2024を視察するたためにBITECへと向かった。BITECとは Bangkok International Trade & Exhibition Centreの略で、とても大きな会場でBTSのBang Na駅に隣接をしている。

そしていつものように待ち合わせ時間の約30分前に着くようにホテルを出発し、目的の駅に着いたと思って降りたが、その周辺を見渡しても展示会会場のようなものがなく、途方に暮れて駅員にBITECに行きたいけどと尋ねると「BTSにのってBang Na駅にいけば良いと言われた」だから私はBTSにのってここまで来ましたというと「ここはBang Wa駅。BITECはBang Na駅」と言われ一瞬顔が青ざめてしまったが、すぐさまお互いは笑顔になり、私は照れくささを隠しながら、慌てて乗ってきた路線を全て引き返し、ホテルの最寄りを通り越し1時間遅れでBang Wa駅に到着することができた。

そして駆け足で会場へと向かい、無事に入場パスを受け取り早速会場を視察させていただいた。

まずはJAPANブースを周らせていただきJETROの活動など拝見させていただき、参考になることがいくつかあった。

他には事前にアポイントメント入れていたブースを順番に周り貴重な情報を入手することができた。

私たちの今回のPET FAIR視察は、観賞魚に関する情報の入手と今後の出展検討のための視察であったが、この展示会の出展者の多くは犬猫ペットが中心であった。ただそのことは事前情報でわかっていたので何ら問題はなかった。

ただ私たちのマリネックスは観賞魚にとどまらず家庭のペットの健康増進にも大きな効果が出ているため、そのことも踏まえての参加であったので価値ある訪問となった。そして数時間会場をしっかり周り終え移動することにした。

その後はホテルの最寄り駅まで戻り、近くの商業施設の植栽チェックを行った。OPEN当初は植物もあまり育ってはいなかったが、随分落ち着いてきたように思えた。

また他の施設の詳細もチェックし、随分歩いて足がパンパンになったので、少しご褒美にタイ名物?の足つぼマッサージを行ってきた。マッサージが始まった頃は痛さと気持ちよさが共存している心地よい状況であったが、その後は遅くまで行っているデスクワークのせいか、すっかり寝込んでしまい、気がつけば終了となっていた。

そして活力を取り戻したので、現地パートナーと待ち合わせて食事兼ミーティングを行い、今日も意義深い1日とすることができた。

さ~~明日は少し早めの出発なので、寝坊しないようにしなきゃであるおやすみなさい。

今日は葉物野菜を加工する大手企業に農業用マリネックスを提案させていただく初めての会社訪問である。

朝イチからBTSにて少し離れたところの駅に向かった。そして野菜加工企業のご紹介をしていただけるパートナーと合流。そこからタクシーに乗り約40分目的地近くまで来ることができた。

私は初めての訪問のため余裕をもって移動したので少し早く到着。しばらく打ち合わせを行いながら露店で休憩してから訪問先へと向かった。

そして道路わきを10分ほど進みながら訪問先へと向かう。

訪問先の大きな工場を目の前にして先日の大雨の名残か道が潅水してしまっていて、私たちの前に立ちはだかった。ただこれを進まないと到着できないため、何とかクリアしてさらに進んだ。

そして再び歩いて進み、何とか目的地に到着。該当企業の責任者の方と面会することができた。

しばらくバラエングループについてと、農業や食品加工の分野で、私たちが培ってきた環境に配慮した新しい技術や製品を説明させていただいたところ、強く関心をもっていただけ、近々テストに入っていただける予定である。とても楽しみである。

またこの企業は新しいプロジェクトを推進しており、その場面においても私たちのプロダクトのもつポテンシャルが活かせるのでは考えているので、引き続きこの関係性を保ちながら進めていきたいと思う。

そして再訪の約束をして会社を出ようとした時に、大雨が降ってきた。昨日乾季に入ったと宣言があったにもかかわらず大雨。さすがレインマン又右衛門であると晴男のパートナーも驚いていた。さすがにこの状況では外でTAXIを拾うこともできないためGrabでTAXIを手配して最寄り駅まで向かい、その後BTSにて次の目的地へと向かった。

そしてちょうどランチタイムであったので、カオマンガイの有名店で食事した。運よく少し待つだけで、席が空いたが相変わらずの人気で多くの人の行列ができていた。

そこからはせっかくなので水上バスにて次のミーティングの場所へと向かうことにした。今回初めて乗らせていただいたが、確かに渋滞が多いバンコクでは有効な移動手段であると思った。またいつも見る路上からの街並みとは違った光景のため、楽しませていただくことができた。


そして水上バスの駅からは徒歩で15分ほど移動し、普段は足を踏み入れない高級なホテルのロビーにて、新しいご縁をいただくことができた。

今回ご挨拶の機会をいただけたのは、海外から日本への職業訓練などのために人材を送り込まれていることなどをされていらっしゃる方であった。

昨今の人手不足から、新しいプロジェクトに関わる人の採用だけではなく、通常の業務においても大きく影響が出ている状況のため、国内外関係なしに門を拡げ募集し、そして最終的に弊社で取得した技術などを自国で活用していただければと思っていたので、今回のご縁では多くの貴重なことを学ばせていただくことができた。大変ありがたいことである。

その後私は一旦ベースキャンプのホテルに戻り、デスクワークを行った後に、近くの商業施設の植栽などの確認を時間がある限り行わせていただいた。

そして夜は現地パートナーとの久し振りの会議をさせていただき、貴重な情報交換を行っていると夜もしっかり更けてきたので今日のところは解散し、各自帰ることにした。

明日はまた郊外での観賞魚の活動。どんなことがあるか楽しみである。

今日は、丸1日スコータイにて観賞魚を生産する方々の訪問である。

昨晩は、同行者の皆さんと一緒に宿泊をしたため、私も朝食付きでホテルの予約をしたのでバンコク滞在時よりご馳走の朝ごはんをいただくことができた。

写真左は、私の好物カオトム。そして右の料理はカイガタというものである。カイガタとはイサーン地方の朝食では定番メニューとのこと。小さなフライパンで、目玉焼きとソーセージ、野菜を焼いたものである。ただタイ料理の目玉焼きは大量の油で焼いているというよりも揚げているという感じであるが、カイガタではバターを使って卵を焼くのが珍しい。玉子揚げがあまり好ましくない私にはありがたい料理であった。ただ味付けの加減か少し甘く感じたが美味しかった。

今回はタイにおいて弊グループ開発の「マリネックス錦」の案内をさせていただくための訪問である。

まずタイでの観賞魚と言えばベタである。ベタとはタイのメコン川流域原産の熱帯魚で、大きな川から水田などにも生息する。

和名では闘魚と言われ、オス同士が縄張り争いでケンカをするからつけられた名前であろう。

そして写真ように美しい姿のベタを鑑賞するための種類と、闘魚の試合にて勝利を競うためのベタの生産がおこなわれている。そしてまず1件目の訪問先は写真のような美しいものを生産している。高いものでは日本円で数十万円するのもあるらしい。

そしてそこで「マリネックス錦」の説明をさせていただき、使用効果として発色や魚病に対して効果が期待できることから大変興味を持っていただき、早速試してみたいとの声掛けをいただいたので、今後一緒にテストを行うことになった。とても幸先のよい滑り出しであった。

思ったより話が弾み、終わった頃にはお昼前になったので、少し早いがランチをいただくことにした。そしてせっかくなのでご当地ものをお願いすればクイッティアオがこの街の食べ物ということで、せっかくなので食べさせてもらえるお店で車を停めてもらった。

これがクイッティアオというラーメンのようなものである。通常は甘辛い濃い味付けのようだが、最近体調の加減で辛いものは控えるようにしているので、オーダーの際に辛さ控えめでお願いをした。ただ確かに辛さは控えてもらえたが、ベースの砂糖の甘さがしっかりあり、まるで砂糖ラーメンを食べているような味がして、正直私には厳しいものがあった。おそらくだがクイッティアオで有名なお店であれば美味しかったであろうが、どこでもこの味であれば私はお手上げであるかな。

そして昼からは午前中の美しいベタと違って、競技として戦わせる闘魚を生産している方を訪ねた。

このような器で大量のベタを生産しているとのこと。そして強い母から生まれたベタは高価で取引されることが多いとのこと。まるでサラブレッド生産と似たものを感じた。

ここでも再ほどと同様に「マリネックス錦」と紹介させていただいたところ、幼魚の健全な生育や歩留まりの向上などに興味を持っていただけ、早速テストをしていただけることになった。

話によると大きな大会で勝った場合の賞金は結構高いようである。そのためこのようなところから強くなりそうな子供を多く買って、そこから強いものを選抜し、大会にだすとのことである。聞いただけではあるが何となく興味深いものであった。

その後は、金魚などの観賞魚を販売している店舗への聞き取り調査などを順番にして回り、色んな情報を入手することができた。

そして一応全行程が終了したため、バンコクに戻るためスコータイ空港に向かった。そして空港施設手前にある恐竜博物館を見学させていただいた。

博物館は土日だけ開館とのことで今回は外観だけの見学になったのでまた機会があれば館内も観させていただこうと思う。ちなみにこの博物館もAirport Zoo同様の方の持ち物とのこと、本当に驚きである。

さらにはこのような素敵な建物も。現地案内役の話では世界の著名な建物を再現しているとのこと。ミニチュアではなく実物に近い建物を作るとはわたしのような一般には考えも及ばないところである。

出発までのわずかな時間を楽しませていただき空港へと到着。ここで2日間お世話になった方にお礼と今後のお願いをして、入口から手荷物検査まで数メートルという最短と思えるコンパクトな空港でチェックインを行い、出発ゲートへと向かった。

そして出発の時間までは、搭乗者全員が利用できる無料の飲み物とスナックをいただきながら綺麗に手入れされた庭を楽しみゆったりと過ごした。バンコクから乗客を乗せた飛行機が到着。私たちは折り返しその飛行機に乗って帰る。帰るときも同じようにカートのような乗り物でプロペラ機まで送ってもらい、短かった初めてのスコータイに感謝をしながら、座席へと進んだ。

そして着席してしばらくして、2日間の素敵な思い出を一瞬頭から消えてしまうほどの衝撃があった。それは機内で使用するために大事なものを詰め込んだ手提げバッグがないことに気づく。さっきまではあったのを記憶しているので出発ゲートの際バックパックのみを抱えてうっかりおいてきてしまったのであろうと思った。

そこで私はかなりうろたえながらで何語で話したのかもわからない感じで、「バッグを取りに行くために、飛行機を降りたい」と申し出たが通じず、同行パートナーに助けていただき伝えてもらうと、乗務員は落ち着いたそぶりで、「地上係員が見に行きますから座席についてください」とのことであった。そして生きた心地がしない中、座席に座っているとしばらくして乗務員さんがカバンを届けてくれた。本当に感謝である。そして冷汗が乾いた頃に飛行機は無事に離陸。

そして上空ではまた短い間のフライトにも関わらず、温かい飲み物とおやつが入ったバッグを全員に配られた。

今回スコータイに行くために利用させていただいたBangkok Airways。素敵なサービスやスコータイ空港、Airport Zooや博物館などスケールの大きさと細やかなところまでの配慮など本当に素晴らしいと思った。私はJALを好んで利用をさせていただいているが、また機会があれば是非利用させていただきたいと強く思った。

このような私の相変わらずのうっかりで全てが真白になりかけたスコータイでの2日間の思い出も、カバンも戻ったことで、さらに輝いた記憶の2日間となった。初めてお会いした生産者の方々、案内をしてくださったパートナーに心より感謝である。この2日間がただの旅行ではなく、観賞魚ビジネスの出発地点と言えるように引き続き頑張っていきたいと強く思います。

そしてしばらくしてスワンナブーム空港に到着。ここからは一人で電車を乗り継ぎながら無事にベースキャンプのロータスホテルへと戻った。

さ~~明日は、うってかわって野菜での取り組みで初めての企業の訪問である。これまた楽しみである。

いつものように早朝から活動し一汗をかいたのでとりあえずシャワーを浴びることにした。今日の出発は午後一番なので、ゆっくり朝食をとれるのでお腹が空くまで待ってから出かけることにした。

ホテルについているビュッフェの朝食は結構高いので、私の朝食は前日スーパーで買い込んだヨーグルトやバナナ。もしくは時間があるときには決まって、少し離れた麺屋さんで食事をする。

そして今日は時間があったので麺屋さんに向かった。お店は開店して間もないため、十分に席は空いていたので慣れた席に座り、いつものようにあっさりスープに、豚ミンチとかまぼこのようなものが混ざったものを麺抜きでを注文させていただいた。

待つこと数分でお気に入りのスープが到着。これでMサイズ70バーツである。味はいつものように美味しい。そして汗をかきながらいただく。バンコクでの又右衛門ルーティーンともいえる。そしてお腹も満たされたので、再び植栽チェックをしながらホテルへと戻った。

午前中はデスクワークと資料整理をおこなって、本日の目的地であるスコータイへ行くために、昨日到着したスワンナブーム空港に向かった。

スワンナブーム空港は国際線国内線とも同じターミナルで少し紛らわしかったが、何とか無事にチェックインして遅れることなく搭乗ゲートまで行くことができた。

そしてバスに乗って飛行機まで移動したが、用意されていたのがプロペラ機。久し振りの登場である。ただ私の認識ではプロペラ機の方が安全と言うのがあり、時間はかかれど全く不安はなかった。

そして定刻より少し早めに離陸し、しばらくして食事が出てきて、また驚かされた。国内線であり、フライト時間が1時間強にも関わらずお盆にのった機内食が出てくるとは思っていなかった。

そのため機内では食事やパソコン操作などでバタバタしていたので、本当にあっという間にスコータイ空港へと到着した。

そしてタラップを降りるとバスではなく、カートのようなものでお出迎えである。驚きである。

 

そして気軽にカートに乗ると、すぐに出発。滑走路から花壇を横目に見ながら進んでいく。

 

しばらくすると目に前にシマウマがいっぱい現れてきた。一体ここはどこの国。ケニア?などと驚き、困惑しながら空港施設へと到着した。

そして全く空港を感じさせない素敵な建物をくぐり、初めてのスコータイに踏み入れることができた。

そして先ほどのシマウマが気になり、空港施設に隣接していたので近づいていくと看板がでていて、そこには「Airport Zoo」と書かれていた。これで納得はできたが、動物園がある空港とは本当に驚かされた。また更にこの空港は個人の持ちものであると聞かされ、さらに驚きである。今まで多くの国を周り、様々な空港にも立ち寄ったが、このような温かい素敵さの空港はなかったので良い意味で驚きと感動を与えてくれた。

乗り合いタクシーのようなバンで空港を出発すると、すぐに恐竜博物館が見えてくる。見た感じ中々興味深いが、立ち寄っている時間はないため、ここはスルーしてホテルに向かう。そして小一時間でホテルに到着。

そして今回通訳兼案内をいただくパートナーと打ち合わせを行いながら食事をさせていただいた。

写真は撮り忘れたがナムプリックというタイ風野菜ディップのようなものをいただいた。少しスパイシーな辛みそのようなものに生野菜をつけて食べるのである。特別な味がするわけではないがシンプルで美味しかった。特に白菜はとても甘く、日本の白菜より甘く感じた。

ディナーミーティングでは、現地ならではのとても貴重な情報や商品の可能性などを授けていただくこともでき、それだけでも訪問した甲斐があったとも言えるぐらいであった。そして最後にお決まりのスイカジュースをいただきながら、明日の行程など進め方をすり合わせたのち、各自部屋に戻ることにして、私は部屋でこのブログを書いている。

さ~~明日はいよいよ初めて会う方との商談。それも植物ではなく鑑賞魚の業界である。正直「マリネックス 錦」や「マリネックス水産用」として魚類にも販売はさせていただき、かなり高い評価をいただいているものの、私の専門外であるため学ぶことばかりである。とにかく今回は新入社員の飛び込み営業のようなもののため、簡単にはいかないだろうが、たとえ1件でも採用していただくか、そのきっかけになるように頑張りたいと思う。

緊張と期待で中々眠れそうにないが、明日のために頑張って眠ることのにします。おやすみなさい。

昨日の各種打ち合わせの後に、帰宅し出国の準備と、しばし愛猫との時間を過ごさせていただき、準備万端で早朝自宅を出発した。

時間に余裕をもっての出発で、忘れものもないはずであったが、大事なリーディンググラスを忘れたので一旦引き返して再出発。無事に伊丹空港でのチェックインの時間には間に合った。でもまだ他にも忘れ物があったことに後から気づき、無事とは言えない状況であったかもである

そして羽田空港で乗り換え、定刻にバンコク スワンナブーム空港に向けて飛び立つことができた。

機内ではいつもの非常口座席に座らせていただき、狭いなりにも快適に過ごさせていただいた。機内での映画では先日他界された西田敏行さん主演の「素敵な金縛り」が放映されており、追悼もかねて観たかったのだが、急ぎのデスクワークを優先したため、観ることができず少し残念な気持ちであった。

そして6時間弱でバンコク スワンナブーム空港に到着。無事にバゲッジも受け取ることができた。実はこのスーツケースは今月初めのスペインから帰国した時にところどころ壊れてしまって修理をしていただいたのである。そんなスーツケースであるがJALさんが短時間でしっかり治していただけ、出発に間に合わせていただき新品同様の快適さである。

それもあって空港からは、エアポートリンクとBTSを乗り継ぎ、駅からは徒歩にてホテルへと向かい、無事にバンコクでの定宿であるロータスホテルへと到着した。

ホテルに到着すると、まずは入り口の顔なじみの警備員さんが笑顔で迎えてくれた。続いて建物内に入ると、これまたいつものドアマンの方々が、笑顔で再訪を喜んでくれた。さらにチェックインのためフロントに向かうとKANAOKAさ~~んと声をかけていただけ、スタッフのほとんどの方々が笑顔で迎えてくれた。

このロータスホテルを私がいつも選ぶ理由は、新しいホテルではないためところどころ不備もあるが、近隣のホテルに比べ安い。しかしそれが理由ではなく、前途のようにみんなが温かく迎えてくれる。まるで自宅や会社にいるようである。むしろそれ以上に感じることもある。それこそが現地でギリギリまで活動するにあたっての原動力になるからである。本当にありがたいことである。

チェックインを終えると荷物を部屋に運び込み、食事と買い出しをするために部屋に出ようとすると、フロントでもらった部屋のカードキーがない。カバンやポケット、部屋のどこを探しても見つからない。もらってからわずか数分の出来事である。なので何度も探したが見つけることができず、相変わらずの失くし物癖に、落胆しながら再度フロントにいき再発行をしていただいた。でもそのような時でもフロントは私の下手な英語での言い訳に、クスっと笑いながら笑顔でカードキーを手渡してくれた。まるで少し落ち込み気味の私の心の天窓をスッとキーをスライドして開けてくれたような気もした。少し大げさかもだが(;^_^A

そしてあらためてホテルを出発。少し早めの夕食を一人でいただくために外出をした。

メニューから選んだものは、いつものカオトムと空心菜。私の鉄板である。ただ一人のためこれ以上は頼めずで、しっかり食べてから明日からの滞在のための朝食や飲み物をスーパーへと買い出しに行くことにした。

そしてこの日は移動の疲れもあるので、足つぼマッサージを受けてから早めに横になるようにした。

さ~~明日は再び移動である。