四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2017.07.12

又右衛門 オーストラリアへ。④ バオバブ プロジェクト ディギング

今日は、いよいよバオバブ掘り起こし作業のため、いつもより緊張のある朝を迎えた。

 お昼ご飯は無いまま一気に掘り上げる可能性が高いため、いつもより多く食事とり、コーヒーをしっかり身体に注ぎ込んで、バスとオフロード車2台にて、テレビ局2社とスタッフ、関係者で現地へと向かった。私はJoeの息子のJoyのクルマに乗り込み、士気を高め合いながら向かった。


そして約30分で現地に到着した。そしていつものように、植物への日々の感謝と出逢えることができた喜び、そしてこれからのプロジェクト温かく見守ってほしいと伝え、準備を進めていった。

 まずは周囲に作業地域の表示を行い、装備を整えてクレーンに乗り込み、輸送可能な最大限を超える枝を切り落とす作業を行った。

 

 

続いて、いよいよ掘り起しである。木の幹から2mぐらいの位置から、横根の位置を確認し、順次丁寧に掘り起こしていく。

 深さは約1.5m掘ったところで固い土の層にあり、おかげで直根は、そこでうまく止まっており、遠目にはいい感じであるように見えた。

 そしてバオバブを斜めに倒し、実際に近くで根の状態を確認。思って以上に、とてもいい状態であることが確認できた。そして最終直径約4mのルートボールにしあげ吊り上げるようにした。

 吊り上げは、木を傷めないように幅の広いソフトスリングを使用し、ゆっくり丁寧に吊り上げた。



そして、控えていたトレーラーに、根と胴体を傷めないように、パレットとタイヤとカーペットなどでしっかり底上げ、さらに養生して、自重による木への負荷の低減をおこなった。

 

このような水分を多く含む植物、特に大きなものの場合、一点に負荷が集中させてしまうと、その箇所の組織が壊れ、大きなダメージとなってしまうからである。さらに場合によっては、そのことが枯死につながることも有りあえるので、特に慎重にやらなければならない作業である。

 

そのようにして慎重に慎重を重ねて積み込み、しっかり固定をした。

そして、バオバブをメンテナンスができる施設まで移動させて、気がつけばランチどころか休憩ほとんどとることも無く、集中して取り組んだため、無事予定していた作業をしっかり行い、今日の作業を終えることができた。

 

 

今日一日の作業は、実際にバオバブを掘る人、運ぶ人、それをオペレーションする人、記録する人など、それぞれのスペシャリストが、互いの役割をきちんと理解し合い、気持ちを高め合うことで、時間内に最高のパフォーマンスを発揮することができ、充実感を得ることができた。

 

まだこのプロジェクトは始まったばかりであるが、今日一日は、私の今までの人生の中でも、何本の指に入るとても記憶に残る日になったと言える。

 そして多くのプロフェッショナルと一緒に行った仕事から多くを学ぶことができる素晴らしい機会を授けてくれたバオバブにあらためて感謝でいっぱいである。そのことをかみしめながらホテルに帰る途中、今までの自分の活動が思い起され、こみあげてくるものを抑えきれなかった。



興奮も冷めやらないうちにホテルに到着。さっと着替えてみんなでディナーをいただき、互いの健闘をたたえ合った。

その後また部屋に戻り、デスクワークなどを行い、夜もかなり更けたので眠ることにした。



あ~~とてもエキサイティングで素晴らしい一日だった。おやすみなさい。