四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2017.05.13

又右衛門 いざスペインへ ② エルチェ

昨日、スキポール空港の機内で待機させられたが、1時間30分遅れで無事アリカンテ空港に到着した。

その後すぐにタクシーでホテルに移動。到着した時は23時をまわってしまっていたので夕食は諦め、ミネラルウォーター片手に部屋に入り、非常食のリンゴをかじり、24時間ぶりに眠りについた。

そして起床後すぐにお気に入りの朝食をたべ、1つ目のナーセリーへ向かった。このナーセリーは主にオリーブを扱っていて約55ヘクタールの農場を持っている大型のナーセリーである。

ここでは隔離栽培に近い状況で日本向けの厳しい条件に前向きに取り組んでくれている。日本への出荷は総代理店である私たちだけであるので、いわば又右衛門向け出荷基地をつくってくれている農場である。

 既に日本向けの出発準備が整ってきたミニシリーズの「SAFARI」が数個仕上がっていた。

「SAFARI」の順調な仕上がりを確認できたので、来年用に多くを準備してきた。かなりの数が期待できる。


小型シリーズの「BONSAI POCKET」。

扱いやすいサイズでありながら締まった体なので樹齢は200~300年ぐらいである。これもまた順調に生育中である。これも楽しみである。

ディッシュタイプ「BONSAI TARRINA」。樹齢約100~200年。

日本では「100年オリーブ®」として提案させていただいていて、とても人気が高い。

その中でも、無理矢理途中で切られた不自然なものではなく、私、又右衛門が自ら一本一本、自然らしさと、歴史を感じる良型のものを選んだものがとてもいい状態で仕上がってきた。

これも出航待ちであるので乞うご期待。

 そしてこれは2~300年クラスの「BONSAI」来年の出荷に向けて準備されている。これもまた順調である。

 そしてこれは、樹齢約700~1000年のオリーブ 古木。

かなりの存在感で魅力的なものが多い。この中から特に樹形が良く、健康状態がいいもの数本を見つけ候補とさせていただくことができた。


このナーセリーはこのように自社で挿し芽する施設を設け、小さなオリーブから育てることも行っている。

さらに洗浄施設の配備、日本向けの養生施設の拡張など積極的に行い、毎年進化してくれて、頼もしいばかりである。

他にもユニークなオリーブはあるが、今日はこれぐらいに・・・。


 そして、一旦ホテルに戻り、各自デスクワークを行い、再び夜に集合し、行きつけのお店でディナーをいただいた。

気が付けば21時過ぎ。まだ明るい。この日照量の多さが、これだけ素敵なオリーブを次から次へと出荷できるのだな~~。あらためて納得することになった。

その後ホテルに戻り、デスクワークを行い、深夜ベッドに入った。
もちろん一人で(笑)