四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
MATAEMON'S THINKING BLOG
今日は久しぶりに淡路方面に向かうことにした。先週末にタイでお世話になっている生産者の方が来日されており、観光のお手伝いのために淡路島へと向かった。
私の目的は、淡路島各施設に生産者をお連れするのと、この4月からリニューアルOPENしたあわじグリーン館の見学と新しく館長に就任された石田氏へのご挨拶である。石田館長とは以前よりお世話になっており、この日も丁寧に私たちの訪問を出迎えていただけた。
早速館内を見学。いつもながら迫力ある植物たちにうっとりである。
そしてランのアーチを潜り抜け、私たちが送り出した植物たちが植えられているゾーンへ。とても元気そうにしている姿をみて嬉しく感じました。
そして和のゾーンへ。タイの生産者が興味深く見学していたのが印象的であった。
その他のゾーンも見学をさせていただいたのち次へと向かうことにした。あわじグリーン館はリニューアル前もシンガポールのランや食虫植物など素敵な植物で楽しませていただけたが、リニューアル後も新たなゾーンなど仕掛けもあり引き続き大いに期待できる。楽しみである。植物活動家として兵庫県民として、この施設が長く引き継がれていくことを切に願うばかりである。
温室をでて隣接する淡路島国営明石海峡公園を足早に見学した。ちょうど淡路花博25周年記念「花みどりフェア」が開催されており、チューリップがとてもきれいであった。タイではチューリップはないため、訪問者もとてもきれいと喜んでいただけたようである。
駆け足で公園を見学後は素晴らしい安藤建築を案内しバタバタはあったが見学を終えて移動をした。その後はPASONAさんの施設を見学したり、淡路夢舞台公園の見学などをしたりして、兵庫県淡路島を満喫していただいた。今回の訪問者は日本の花き園芸や文化に強い関心をもち日本で技術を学び、将来的にそれらを活かしてタイにて活動をしたいという想いがあり日本に来ることがめざしていたが、その思いは叶わずで、今回は観光としてしか来日することができなかった。そのため私たちは一切指導などをおこなうことが出来ずに、観光としての案内だけに終えることになった。日本の花き園芸を海外に送り出すきっかけになるとても良いきっかけであると思っていたので、とても残念であった。
私たちは省庁からの方向性に則って日本の花き園芸を世界へ届ける活動をする一方、その絶好の機会となる日本での研修に対して厳しい制限をかけることへの矛盾を感じながらも、目を輝かせて日本の花き園芸を見つめている訪問者の顔をみていると、将来的に実現ができるように関係者に指導をいただきながら準備をしなければならないとあらためて感じることになった。まだまだ勉強です。
その他にも私たちが送り出した植物たちも元気にしてくれており、嬉しい限りである