四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2021.12.14

日本植物園協会 伊豆シャボテン動物公園にて②

伊豆シャボテン動物公園視察2日目。
朝目覚めると部屋の窓から大島が見え、雲から陽が差し込む素晴らしい景色を見ることができた。

すると霧雨が降ってきたので、私は霧雨を身体で受け取り、素敵な目覚めとなった。その後朝食をいただき、2日目のスタートとなった。

出発の頃には雨は本降りになっていた。
本来のプログラムであれば朝から大室山見学であったが中村園長の判断で大室山見学を昨日に行ったため雨の登山はなくなった。中村園長の判断に拍手である。

宿泊施設を出た後、隣接する伊豆シャボテン動物公園の事務所を訪問した。そこには私が客員研究員を務める進化生物学研究所の看板も掲げられていた。

事務所では公園内でのレクレーションや販売をしている商品の説明などを聞かせてもらえた。

その後、別メニュー追加となったこれまた隣接するグランピング施設の見学へと向かった。コロナ禍でも稼働率は90%近くもあるとのことである。

雨はまだ降り続いている。相変わらずのレインマンぶりを発揮し、少し申し訳なく感じながら視察は続いた。

続いてボタニカルアートで著名な高橋京子氏が館長を務める花の絵美術館を訪問した。

ちょうどこの時期は『源氏物語の植物』というテーマで開催されており、それにちなんだ絵が多く並んでいる。そして館長でもある高橋さまからお話を聞かせていただいた。

多くの素敵な絵を拝見した中、目にとまったのは橘であった。
他にも素敵な絵は多くあったので、皆さんには是非ご自身で行かれることをお勧めします。

続いてこれも伊豆シャボテン動物公園のグループである「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」を視察した。

まずはニューヨークランプミュージアムの見学。
「ティファニー」の創業者チャールズ・ルイス・ティファニーの長男であるルイス・カムフォート・ティファニーの作品であるランプが展示されている。

ミュージアム内ではこのように昆虫をもしたランプや、

バラをモチーフにしたランプなどどれもが美しい。

作品名「赤い蓮(Red Lotus)」中には垂れるようなランプがありとても趣がある。ちなみに今の時期で日本円換算をすると3億4千万円とのこと。あいにくこの日は持ち合わせがなく譲っていただくことはできなかった…というのは冗談である。

来場者アンケートによると、この白いランプが人気とのことである。この他にもとても魅力的な作品が多く並んでいるので是非皆さんも観られればと思う。

またここからも素敵な海の景色を見ながら喫茶を楽しむことができるのでお勧めである。

このミュージアムを通り抜けると、また植物園の世界である。

外に出た頃には雨もやみ青空が広がっており、アロエの花と良い色合いであった。

出口付近にはランプなどお土産も売られており、さっきの3億4千万円を思えば、数千円がとても安く感じられたが、それでもあいにく持ち合わせがなかったので、お店をあとにした。

続いてこれまた同じグループとして経営されている旅の駅を訪問。グループ展開の凄さに恐れ入る。
ここでランチミーティングを行い、今回の日本植物園協会第3分野の部会は終了。
新幹線組は駅まで送っていただき、最後に中村園長と記念写真を撮ってお別れをした。

本当に今回の訪問は、私が今取り組んでいるものや、今後取り組んでいくことになるプロジェクトの参考になり、とても価値ある訪問であった。お世話になった中村園長をはじめ、多くのスタッフの方には本当に感謝である。

是非またゆっくりと訪問したいと思える場所となった。さ~~これでまた来年の部会が楽しみ???になった。