四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2020.11.20

動きを感じる大阪。

今日は大阪市内それも梅田から徒歩圏内で、新しいプロジェクトなど4つのミーティングが行われるため、久しぶりに電車にて大阪へと向かった。

まずは淀屋橋でのミーティング。弊社の取引銀行の大阪本店や、大きな企業があるオフィス街。中之島などみどりは点在するもののもう少しみどりの空間が欲しいと感じながら、目的地へと向かった。

訪問先では、丁寧に案内していただき、早速、私たちの緑化事業や新規事業について意見交換を行なった。結構長い時間を頂戴し、ざっくばらんにお話ができ、多くの部分で共感をいただくことができたと感じている。しかし組織が大きくなればなるほど、今すぐにという形で動けるものではない。時間がかかるかもしれないが、近い将来、必要とされることは互いの認識としては合致しているので、今後に向けて1日も早く動く出すことができればと思っている。

その後は、淀屋橋から中津まで大阪の街並みを感じながら歩いて移動。頼まれてもいない植栽チェックをしながら、雨上がりの街を楽しませてもらった。

中津では打ち合わせを兼ねて「Osaka FOOD LAB」にて、エディブルプランナーの山本洋子さんが運営する店舗「カオヤム山羊草」へと向かった。彼女は、十数年前にある団体で一緒に活動した経験があり、その後しばらく会うことがなかったが、少し前に行ったイベントにお越しいただいた際に久しぶりにお話することができた。彼女は「町中をエディブルに」という想いを持っていて、環境や社会に対しての問題意識や、その後の活動において多く共感ができるところがある。私たちの安心安全な野菜づくりにも興味を持っていただき、あらためて一緒に活動できることがあるのではということで、情報交換をさせていただくことになった。

お店の前には、山本さんのパートナー?スタッフ?実は店長???である、ひろしくんが素敵な声で出迎えてくれた。

彼がひろしくん。生後四か月である。その声はとても愛らしい。私には「いらしゃ~~い。」とも聞こえてくる。私が近くにいくと微妙な距離感を保っているのが、また可愛く感じる。

しばらくするとオーダーした「カオヤム」ランチが出てきた。その素敵さにびっくりである。見た目にとっても魅力的なのは誰でもわかるのだが、食べてみるといろんな素材の味が、それぞれ口の中で主張しながらも調和して拡がり、オリジナルソースと相まって、想像以上に、とっても美味しくて驚きである。

安心安全な花や野菜、お米でできていて、健康な美味しさってこういう事だと実感するでき、目も心も身体もリフレッシュされた気分にもなれた。

※「カオヤム」とは、タイのライスサラダで、タイ語でカオはお米、ヤムはまぜるという意味があるとのこと。食材には、生野菜、ハーブ、お米に、果汁やオリジナルのソースをかけて、全体を自分で混ぜて食べる料理のことです。

私はタイには何度も行っているがこの料理は初めてで、結構ハマるかもと思っています。決して店舗の宣伝をするわけではないが、期間限定のようなので、是非訪れられてはと思う。

そのようなランチをいただきながらのミーティングでは素敵な方もご紹介いただけ、引き続き、健康な「食」と「植」で色んなことを国内外でできればと計画中。今後の展開を楽しみに!

 

その後は、グランフロントに移動し、法務や色んなことにアドバイスをもらっている伊藤パートナーとミーティングを行った。

そして、すぐに私が専門委員と「みどりのサンタアンバサダー」を務めている一般社団法人テラプロジェクトの事務局がある富国生命ビルへと移動。そこで先週の展示会の報告と簡単なミーティングを行い、そのまま同じビル内で開催される智の木協会のシンポジウムにへと参加した。

今回は「動物園改革 〜天王寺動物園を事例に~」という題目の、大阪市立天王寺動物園 牧園長の講演を拝聴した。

シンポジウムは、まず富国生命相互保険会社の来賓あいさつに始まり、主催 智の木協会 小林代表幹事による1年間の活動報告と、新しく発足され、テラプロジェクト、智の木協会が参画し、大きくニュースなどでも取り上げられた「日本みどりのプロジェクト」の紹介が行われ、参加者一同大きな期待を寄せることになった。

そしてメインである牧園長による講演。牧園長は、もともとは科学技術庁、環境庁、文科省などバリバリの行政キャリアから転身され、天王寺動物園 園長になるまでの経緯や、園長となり進めてきた改革について、笑いを交えながら、面白おかしくお話をしてくださった。

私は植物園に植物をお届けしたり、イベントなどのお手伝いをしたりしている中で、自然が動物も植物も昆虫なども共生している本来の姿に近づけられればと思いで活動している。新しくグループに加入したマリネックス社が、植物だけではなく、動物の健康維持・増進や消臭・衛生などの現場で利用されることが多くなってきたため、とてもいい学びを得る機会となった。引き続きお役に立てることがあればと思っている。

 

と、言う訳で今日は一日盛りだくさんの日となった。

少し感じたのが、実際の日々のビジネスは大阪を中心としているが、新しいプロジェクトやイベントのほとんどが東京であった。しかし最近になって、大阪や兵庫でも新しいプロジェクトが起ち上がるようになってきており、とても嬉しく感じている。そして来たる2025年の大阪・関西万博に向けて、誰がどこの会社がではなく、また業界内外も関係なく、世界に誇れるようなものにするために、植物(みどり)の力を最大限に発揮できるようにみんなで取り組んでいければと思っている。