四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今朝の集合は5時45分、パンとコーヒー卵のみの朝食をいただき、荷物を積み車に乗り

込みいざ出発。

 途中マングローブとガマとグンバイヒルガオが共生する中々見ることができない光景を

見ることができた。

そしてアツケシソウの群衆が眼に入ってきた。良い時期には真っ赤になり一面を埋め尽くとのこと。それも興味深いと感じた。そして遠目にバオバブが見えてきた。

そして車をすすめるとため息が出るような、見事なタル型バオバブの群生が目の前に・・・

調査この辺りは、石灰岩土壌のため、タル型になっている。本当に愛くるしいユニークな形である。そして、まず調査のための計測を行った。地上部より90㎝の胴回りが18.77M。10年前の計測値に比べ、数十㎝の太り方。ほぼ変わらず。停滞期なのだろうか・・・

 重さはわからないので、頑張って持ち上げ計ってみようとしたけどビクともしない。

さすがの又右衛門も歯が立たない。なので志半ばであるが諦めてこの地を後にした。(笑)

 

そして再び車を走らせた。それが今回の旅程で一番の試練になるかもしれない過酷なものであった。

走り始めてしばらくして、潅水している道に出くわす。その辺はさすがのランドクルーザー。問題なくクリアして進んで行く。


するとユニークな模様のバオバブに出逢う。まるでアートである。これは人口的なのものではない。


はっきりした原因はわかってないらしい。病気のような気もするが、しっかり生きている。このバオバブがどうなっていくのか今後引き続き調査が必要であると思う。

そしてまたまた車を走らす。海岸沿いの道はガタガタでまるで地震のような揺れである。それも震度7以上の揺れで、ロデオ状態であった。これが何と約3時間以上続いた。おかげで良い運動になったかもしれないが、少しぐったりした。

 

そして、午後三時に中継地点である素敵なホテルに到着。私たちの宿泊ホテルの格段の違いで、とても美しい景色と気になる植物にうっとりしてしまった。

 

さらに食事をしているとネコちゃんが遊びに来てくれて、疲れがいっぺんに吹っ飛んだ感じがした。


 

再びユーフォルビアの林を横目に海岸線をひた走りチュレアールをめざす。


激しい揺れを繰り返し、出発から約13時間で目的地であるホテルに到着した。

 

そして21時過ぎからディナーを食べ、部屋へと向かった。部屋では相変わらず蚊との知恵比べをしながら、深夜 蚊帳の中に入り眠ることにした。

 

あー今日は、楽しかったが、少し疲れました。おやすみなさい~~。

深夜の停電、早朝の停電の中、無事 朝を迎えた。ただ慣れない蚊帳での眠りに、朝は蚊帳が身体に巻き付き、まるで又右衛門は定置網に引っかかったマンボウのようになってしまった。

そして、いつものほとんどパンとジャムだけの質素な朝食を食べ、出発時間が変更になったため、ホテル前のビーチを歩いてみた。*今回は少しスクランブルエッグが出ました!

 いかがですか~~~?いつもは山ばかりの映像なので、少し新鮮さを感じていただけたら嬉しいです。むしろ山よりこっちの方がしっくりくるかもしれませんが・・・


そして定刻より1時間遅れの8時に出発をし、今日はマダガスカル最大のバオバブをめざして出発した。


 

その途中で、色んなユーフォルビアや巨大なパキポやオペルクリカリア パキプスに遭遇し驚かされた。そして形状の違いや、植生について湯浅先生にご教授いただけた。

 

とげとげしいのとは別にパーキンソニアの花や素敵な葉の形状には、可愛らしさを感じることができた。

そして悪路を走り続け約2時間で田んぼの向こうにバオバブが見えてきてとても不思議な光景に感じた。写真はスマホのため、バオバブはほとんど見えてないがお許しを(^^;)。

また走り続け、目の前に大きなバオバブが次々と飛び込んできた。

 

そしてやっと多くの人に知られている「妊婦のバオバブ」と言われるところに到着した。

どうですか?確かに妊婦さんのお腹のようにも見えますね。それにしても大きい!又右衛門が小柄といっても、その大きさに驚いていただけると思う。

 

そして少し早いがバオバブを眺めながらランチをいただいた。
そして食べ終え、いよいよマダガスカル最大のバオバブ アダンソニア・グランディディエリ(Adansonia grandidieri)へと向かった。

 

いかがですか?この迫力。

 

いくら小柄の又右衛門とはいえ・・・・(しつこくてすみません)(^^;)
そして持ってきたメジャーで胴回りを計測。なんと27.40mであった!

驚きである。

きっとこのバオバブは、この地の人びとずっと見守ってきていて、また人びとも敬い、守り続けているということを感じ取ることができた。

そしてこれからも引き続きこのバオバブをいつまでも守り続けていただきたいと思った。

 

そして興奮に包まれながら帰路についた。その途中では、穴の開いたバオバブもあり、

一緒のパーティーの皆さんも次々入られていた。そして私もお決まりのように中に入り顔

を出してみた(笑)ちなみにこの中は10人はいってもまったく問題ない大きさで、広々と

していた。

 

 

そしてまた車を走らせているとディディエレア マダガスカリエンシスの林が見えてきた。

恐らく樹齢100年ぐらいかなと思われる。ディディエレアの特徴についても、湯浅先生に

教授いただきより一層の興味を高めることができた。

 

 

そして夕方にホテルに戻り、不安定ながらも唯一Wi-Fiがつながるレストラン兼ロビーで

デスクワークを行い、ふと外に目をやるととても素敵な夕焼けが目に飛び込んできた。

 

そして夕食をいただき、引き続きロビーでデスクワークを行った。そしてその時に不覚にも

蚊に刺されてしまった。

 

部屋を出る時に、肌が露出しているところに虫よけスプレーを塗って出たのだが、耳に塗る

のを忘れてしまい、見事その耳を刺されてしまった。まるで耳なし芳一である。

 

 

そろそろ夜も更けてきて、ロビーもしまりそうな雰囲気になってきたので、部屋に戻り、蚊

と知恵比べをしながら、このブログを書いています。

 

明日は5時45分から朝食その後出発なのでパッキングも必要なので4時30分には起きな

ければ。というわけで仮眠しかできない時間になってきたのでそろそろ眠ります。

 

 

おやすみなさい~~~。

早朝に起き、準備を整え、朝食を食べた。

 

今日の朝食は、パンだけであった昨日とは違い、小さなオムレツもついていたので小さいながらしあわせを感じた。


今日は約12時間 悪路を走りモロンベへと向かう。そして定刻通り7時に出発した。


街の中心部をくぐるように抜けて、牛車やバスなどとすれ違い、ひたすら走り続ける。

その模様は写真の方がわかりやすいと思うので・・・


そしてこの移動で初めての大きなバオバブ (アダンソニア フニィ)遭遇。

さすがの迫力である。

 またほど近いとところにパキポデューム ラメリー。これはかなり大きい。バオバブと見間違うぐらいである。




それらの近くに、サボテンの実があり、せっかくなので食す。
本来ならグローブをして触るべきとこと、車まで戻る手間を怠ったため、案の定とげに悩まされる一日となった。

多くの村人とすれ違い、多くの人が笑顔で手を振ってくれる。とても温かい気持ちになれる。



途中でランチ食べ、大草原でのトイレ休憩をして、またひたすら走る。

バオバブをしばし眺めて、ドライバーさんの休憩を、ホテル CALIFORNIAでおこなった。ここは以前、秋篠宮殿下と眞子さまが訪れたと説明を受けた。


そして今回、関空から同行の谷さんが10年前にこの地を訪れ、その時取った写真を持参されて、皆さん見せられていた。でも殆どの人がこの地を離れていなかったが、村人がこの子を知っていると言って、一人の青年を連れてきた。


そして写真を目の前に照れながら喜んでいた顔をしていたのと、その光景を嬉しそうに眺め、またシャッターを下ろす谷さんの姿がとても感動的であった。

その光景と10数年前、モンゴルに学校を建てるプロジェクトリーダーを行っていた時に、集まってきた子どもたちの姿がオーバーラップさせてしまい眼が熱くなってしまった。


再び車を走らせ、出発から約8時間。圧巻の光景が目に飛び込んできた。


凄いと言って良いのか?美しいと言っていいのか?言葉が見つからない光景であった。

 ここのサイズは、マダガスカルでは2~3番目とのこと。この光景をもっと多くに人に見てもらえるようになればいいな~と思う反面、この素敵な光景がひょっとして人の手で崩れてしまうことは避けなければならないという気持ちが交差しながら、しばしこの光景に釘付けになってしまった。

 

そして後ろ髪をひかれる思いで、再び目的地モロンベをめざした。


 そして出発から約13時間で宿泊地その名も「HOTEL BAOBAB」に到着した。


到着早々停電と言うトラブルに会いながらも、湯浅先生曰く停電は名物みたいなものだよという言葉に妙に説得され、真っ暗で何も見えない中、部屋にスーツケース押し込んだ。


そして食事を始める前に、停電は復旧し、ホッと肩を撫でおろしたのだが、先生からここはマラリア発生地域だから必ず蚊取り線香は絶やさないようにと言われたのだが、私が持参した蚊取り線香はこれ。

これは2時間しか持続しないのである。大きなミスをしてしまった(^^;)

他の人に聞けば、その方はベッドの四隅に置いているとのことである。

であるならばできるだけ頑張って起きておこうということになり、深夜引き続きデスクワークを行い、このブログを書きました。きっと文章は残念だろうが写真を楽しんでくださいませ。


私は普段から虫や蚊も殺さない人なので、今日明日だけは、今までの功績に免じて、私を刺すことは許してくれるだろうと思いながら・・・

さて蚊取り線香の新しいのに火をつけて、蚊帳を降ろして眠ります。

 

ドライバーさん。一日お疲れ様でした。ありがとうございました。

おやすみなさい。

快適な朝を迎え、パンのみの朝食を終え、1日 のスタートを迎えた。

そして荷物を積み込みナーセリーへと向かった。といっても見ての通り積んだのは私でなくポーターの方々である。25kgを超える重さのスーツケースなのですごく申し訳ない気がした。



そして午前中の行程を終え、アンタナナリブ空港へと向かった。
そして空港内でランチを済ませ、飛行機に乗り込み、チュレアール空港へと向かった。

乗ること約1時間で、電車の駅よりも小さなチュレアール空港に到着。

ホテルでは最近話題のモリンガがそびえたっていた。

そしてホテルの部屋に荷物を置いて、すぐにテーブルマウンテン周辺を探索した。

この周辺は石灰岩土壌であり、植物としては好石灰岩植物と耐石灰岩植物が分布している。特に目立っていたのがアルオーディアであった。

その他にもデロニクスなど、当然日本で自生していることを見ることができない植物を多く見ることができた。


 そして場所をかえ、探索していると何と日本では凄い人気のオペルクリカリア パキプスが自生をしていた。鉢植えのオペルクリカリア パキプスをみることも容易でないのに、自生のものをみることができて感動した。でも近くには大きな穴もあり、きっとこのオペルクリカリアを採取するために、掘った痕跡と思える。


そう思うと、正直複雑な気分になる。ビジネスよりも先に地球にとって、植物にとって、住み暮らす人々にとって何が大切かを考えなければならないとあらためて思えた。

そして、そうこうしているうちに陽も落ち始め、モザンビーク海峡が望める小高い所に移動し、沈む夕日を堪能させていただいた。

美しさと珍しい植物に後ろ髪をひかれる思いで、牛車をみながら車に乗り込み、ホテルへと戻った。


そして夕食いただき、部屋に戻り、深夜薄暗い中デスクに向かってこのブログを書いています。かなり眠いためさらに文章はぐちゃぐちゃとは思いますが、明日はまたネットがつながるかどうかもわからないので、下手な写真だけでもいいので見ていただければと思ってアップします。

さて明日は車でムルンベへと向かいます。車で10時間ぐらいだろうか・・・
腰が痛くならなければいいのだけどな~~。

おやすみなさい。

 

深夜香港に到着し、そこで湯浅先生率いる羽田出発組と合流。乗り継ぎの間に簡単な自己紹介を終え、経由地であるモーリシャスに向けて再び飛行機に乗り込んだ。


機内に乗り込み座席に腰かけると、いくらエコノミーとはいえ、LCC顔負けのかなりの狭さに少し驚いた。日本人の私・・・いや少し小さな・・・いや小柄な私でさえ、かなり窮屈に感じるのだから、大柄の人や、西洋の人はかなり厳しいのではと思う。前の人がシートを倒されるので、パソコンは打てたものではない状況である。



そして出発前には、機内全て座席頭上の荷物置き場辺りを、キンチョールのようなものをかけていた。事前情報によると、マラリア感染が拡がらないための殺虫とのことだそう。
この情報を聞いていなかったら、一体何をしているのか?と驚く作業であったと思う。

そのような中、無事離陸し、窮屈さにもがきながら、約9時間後モーリシャスに到着した。




モーリシャスでは、約6時間の乗り継ぎ時間があったので、少しトラブルはあって苦戦したが入国をした。

 空港では早速、トックリヤシとアフリカマイマイが私たちを出迎えてくれた。

 そして陽気なドライバーに出迎えられバスに乗り込み、北部にある植物園をめざした。



道中は、サトウキビ畑が拡がり、モカという山が美しかった。ガイドのアナウンスではコーヒーの「モカ」といってはいたが、詳細はよく聞き取れなかった。ちなみに私はコーヒーでモカは好きな種である。

 そして車窓を楽しみ約1時間30分でSSR Botanic Gardenに到着し、少しの時間であったが、できるだけの植物を観て回った。



 BaobabTalipotGiant water lilies、ゾウガメなどをみていると、与えられた1時間はすぐに経ってしまい、再びバスに乗り込み帰路についた。


そして空港に到着し、再び出国手続きを行い、マダガスカル アンタナナリブへと向かった。


 機内では、入国カードに記入するのだが、これが結構項目が多く、座席のシートナンバーまで記入することになっていて、少し時間を要した。



そして無事アンタナナリブ空港へと到着。


着後はホテルへ。こじんまりしたホテルで、部屋も私にお似合いのかわいい部屋であった(笑)

そしてしばし、重要な方々とのミーティングの時間をいただき、ディナーを済ませ、部屋でこのブログを書いている。

さ~。明日から始まるマダガスカルでの9日間。どんな感動に出逢えるか。本当に楽しみである。

台湾より戻り、次の日は和歌山日帰り、前日もミーティングなどでバタバタのままでやり残したことが多く、出発当日もミーティングを終え、慌てて準備を行い、関空に向かおうとした途中、スマホが手元にないことに気づいた。

海外に出る時、私にとってスマホは唯一と言える通信手段であり、カメラをほぼ使わない私にとっては貴重な記録手段である。またFacebookやブログアップにも欠かせないものなのである。特に現在進行中の重要なプロジェクトを数件抱えているので、通信手段がなくなることは、あまりにも影響が多いため、正直頭を抱えてしまい、恥ずかしながらかなり慌ててしまった。

 結果的には、もう諦めて気持ちを切り替えようとしたとき、スマホのありかを何とか見つけ出すことができ、慌てて取りに行き、その後献身的なスタッフの助けを得て、渋滞にも巻き込まれはしたものの集合時間から少し遅刻で何とか到着することができ、汗びっしょりでチェックインを済ませた。その時の汗の量は半端でなかったため、関空のユニクロで着替えを購入し、着替えて機内へと乗り込んだ。


今回の又右衛門プロジェクトは、マダガスカルの動植物については日本の第一人者と言える進化生物学研究所の湯浅浩史先生のツアーに、別枠で同行させていただきながら、私自身は先生よりレクチャーを受けながら、自分自身のマダガスカルにおける動植物や環境について研究・調査が主な目的になる。

 

行程は、香港を経由し、モーリシャス、マダガスカルとなり、マダガスカルで10日間毎日移動をし続け、帰国はモーリシャス-香港-台北-大阪という行程である。

出発以前からバタバタ劇を繰り広げてしまった私が今回のマダガスカル訪問でどんなことが待っているかは正直不安ではあるが、楽しみもいっぱいである。

通信環境が不安定らしいのでブログアップは帰国してからになるかもしれないが、今回はコメントを控え、写真を多めのアップを皆様に届けられればと思っています。

また良ければFacebookで金岡信康もしくは又右衛門を検索いただきご覧いただければと思っています。

今は香港に向かう飛行機の中、このアップも帰国してからになるかもしれませんが、とりあえずマダガスカルに向かいます。

ではいってきます~~~。

15日の早朝 まだ夜が明けきれないときより、お墓までご先祖様をお送りさせていただき、関西空港へと向かった。

 そして、空路 台北へと向かい、定刻よりも約30分早く桃園国際空港に到着。

空港には、数年前知り合った日本でも活動されている素敵なパートナーが、ちょうど帰国されていて、今回忙しい中にも関わらず私の案内役を受けていただき、台北を案内していただけた。


到着してまず新しい空港線で急行にのり約30分で到着。

そしてまずランチに連れて行っていただいた。

まずパートナーに好き嫌いはありますか?と尋ねられ、特にないですよ。せっかくなので台湾らしいものを紹介してほしいと頼み、連れて行ってくれたのがこのお店である。

ホルモン麺の方は、濃厚かつおだしで、とても美味しかったのだが、噂には聞いていたが臭豆腐は、納豆攻略にも、長い年月を要した私にとっては、正直中々の難敵であった(^^;)

そしてランチ終了後、Caféでミーティングを行い、とりあえず私の宿泊施設に荷物を置きに行ってきた。



今回の宿泊施設は、最近流行りの民泊のようなものなので、ホテルのようなわかりやすい外観もなく、見つけるのには地元の方がいなければ少し苦労をする感じだが、駅近でとても便利なところにであった。



チェックイン、アウトも自分で行うので、慣れればわかりやすいものであった。そして荷物を置き、台北での活動が開始された。

 今回の台北は、植物の取引はあまり目的に置いていないため、台北花市場は見学させていただくぐらいであった。

 鉢物棟では、多くの店舗が軒を並べ、それぞれ商売をされていたのが印象的であった。ただ私の興味に当てはまる植物はなく、また各店舗の特色を見出すことが出来ずであったので、本当に見学だけになった。

 生花棟も私には同じであったので、流れるように見学をさせていただき、しばし時間を過ごしたのちに、他の地区を色々まわることにした。


 ここは昔ながらの建物をリノベーションし、アトリエやデザイナーの発信基地になっていてとても興味深いものが多くあった。



また市内中心部では新しい商業施設などを見学してきた。植栽だけをみるとその精度は、まだまだと感じるところもあるが、洗練されたデザインの建物に高級ブランドが立ち並ぶ姿は、凄いなと感じるところが多くあった。


飲食は日本の外食チェーンも多く出展していたり、都内にもあるお洒落なお店や若い世代が好むようなお店も多く出店されていたり、地元の方々で賑わっていた。

そのような中、私は台湾の昔ながらのスタイルの飲食にこだわり、そして堪能させていただいた。

 今回、本当に短い間の滞在であったが、新旧が融合しながら変わりゆく台北において、新しい文化や異業種のデザイナーと触れ合い、又右衛門として少し違う角度から見た今後の展開を考えることができたのはとても有意義であった。


是非これらが近い将来形になり、皆様に案内できる日が来るかと思うので、是非楽しみにしていただければと思っています。

今回もいつものようなユニークな植物アップを楽しみにしていただいた方には、少し申し訳ない内容かもですが、それは来週から始まる渡航を楽しみにしていただければと思います。

ではでは~~。

まだここではお話することはできないですが、今回も異業種の方との新しい出逢いや、新たな絆によって、今までと少し違ったユニークなこと皆さんにお届けができそうです。

ご期待くださいませ。

前回アップからまた一週間がたってしまった。もう少し頻度をあげたいとは思っているのであるが、あまりのバタバタで全く余裕がなかった。

 

ただそういうと私たちの本業である生花仲卸の仕事が忙しかったのであろうと思われる人もいるかもしれないがそうではない。仲卸の仕事は素敵なスタッフが、全て自主的に活動するスキルを十分に持ってくれているので安心である。むしろ私が加入する方が、バランスを失い、邪魔をするようになってしまうので、今年も任せっきりで、遠目にみているのが本当である。

 

 

そんなスタッフに助けられ、私は相変わらず色んな新しいことにチャレンジをさせていただいている。その中には、おかげさまでやっと形にできたもの。もうすぐ発表できるもの。5年後、10年後、20年後に実を結ぶかもしれないものがある。とても楽しみである。

ただ全てが順調なわけではない。ミスもある。自然偶発的なトラブルもある。自分が描いていたシナリオ通りに行かないことが多々ある。そしてそこから歯車が狂い、自らのバランスを崩してしまうこともある。そして考え、悩み、苦しんでしまうことになった。今年のお盆はちょうどそのような時期にあたってしまった。

 

単なる偶然か必然かわからないが、今年のお墓掃除の時、家族は、それぞれの予定があったため私だけの参加であったため、おかげで一人お墓に向かい、しばらくゆったりとした時間を過ごすことができた。

そして、色んなことが思い起こされてきた。小学生の頃から家業を手伝い、お盆になるとお墓の花や仏壇の花を売りに、スーパーマーケットの店頭に立っていた時のことから順番に、色んなことが溢れるように・・・



 

そして今の自分にたどり着き、改めて自分を見つめ直すことで、ひょっとして自分中心のシナリオを書こうとしていないか?植物が一番の行動になっているか?地球のことを考えているか?本当に生産者やパートナーのためになっているか?言葉だけにならず行動も伴っているか?などを考えることができたのと同時に、自分の甘さ、未熟さ、弱さを痛感することができた。




そして少しうつむき加減であった私が、お墓に刻まれた「金岡 又右衛門」の字をなぞる様に触れたとき、萎えかけていた気持ちが、勇気と温かく優しい息を吹き込んでもらえたような感じがし、短い時間であったが私の人生において、とても大切な時間であり、多くを授かることができた今年のお盆であったと思う。

4日・5日宝塚 山本園芸流通センターにて「山本納涼まつり」が大盛況で開催された。同時期に近くでは淀川花火大会、神戸花火大会が開催されるも、長蛇の列ができるまでのお祭り盆踊りを自称関西三大夏祭り?(笑)と又右衛門が勝手に呼び、今年も地元メンバーとして参加させていただいた。

 このお祭りは、宝塚山本の園芸関連が中心となり、自治会やその他地元の団体などの大御所から若手が協力し、企画から設営、進行など全てを自分たちの手で行っており、その中のくじ引きやゲームなどは若手で形成される山本青年研究会が主導で行っている。


 そしてもう青年と言えない年齢になった又右衛門は、中でも一番楽であろうお面売りの役割を任せていただき、今年で3年目になる。


 

1日目の4日は、お気に入りのショッカーに扮したグダグダ感満載の又右衛門で、売り場に立たせていただいた。

お客様には、大変失礼ながら、いつもと違う感覚で、時には少し悪ぶったシュールな符丁のセールストークも交えながら、接しさせていただき、私自身が楽しませていただいている。

 

ただ最近では、そんな又右衛門を楽しみにしてくださる方も出てきていただけ、わざわざお祭りに来ていただけるようにもなってきた。さらに差し入れを持ってきていただける方などもいらっしゃり、本当にありがたい話である。

 2日目は、いつもの現地での又右衛門活動スタイルで売り場に臨んだ。そこには又右衛門の活動を支援したり、一緒になって取り組んでくれる人も来ていただけたり、少しの間だけどもお話もできて、とても素敵な時間を過ごせた。

そして地元のShiho Kanaokaさんが、とっても素敵な1枚を届けに来てくれた。

名前と年頃からすると、私の娘と思われるかもしれないが、彼女は私の園芸関係の先輩のお嬢さんで、美術関係の仕事に進まれていている。

似顔絵と言えば、それまでかもしれないが、私から何一つ要望を出していないにも関わらず、最近輸入した植物や一緒に住んでいるハク(白猫)キジ(キジ猫)、さらにアンバサダーをつとめている「みどりのサンタ」までも、自ら見つけ出し、私の活動を理解していただいた上で描いていただけていることが伝わってきて、本当にうれしく感じた。

 

私と同じ地元であるというのもあるが、このように人の立場になって仕事をできる人は、きっとこれからも多くの人に愛され、活躍していくのであろうと思えた。


 また市内外で活躍する方々もお越しいただき、励ましの言葉をいただくことができ、勇気と元気をいただける日となった。そして、この二日間のお面売りを通じ、私は色んなことを感じ、考えていた。


 開催本番では、山本では多くの役をされている重鎮の方々が、他団体を引き連れ、若手を指導し、お尻を叩いてくれる。やぐらの上では、自ら大汗をかきながら老体に鞭打って(笑)太鼓をたたき続けている。盆踊りでは先頭に立って、みんなを引っ張っていかれている。さらに時間があればゴミも拾われている。


 自治会や婦人会、青年研究会やその他の多くの団体の方も、それぞれが一生懸命お祭りを盛り立て、来ていただいている方々に、笑顔いっぱいに接されている。

 無料ビンゴゲームや原価割れであろう物販も、全く地域の子どもたちへのサービスと言える。

 また目に見える開催中の陰には、若手が中心となって、先週からの準備、そして開催翌日の日曜日も休みを返上して、うだるような暑さと戦いながら片付けや掃除をしている姿がある。



私は、そのような中、諸事情があるとしても本番の二日間しか参加できていないにも関わらず、先輩として温かく迎えてくれ、素敵なお面売りの仕事を与えてくれる。本当に有難い話である。


私は、このお面売り場から、この山本のまちの結束力の強さ、Hospitalityをあらためて強く感じることができた。そしてこの輪が永続的であるために、この若手の将来のために、先人から受け継いだ宝塚山本の園芸の素晴らしさを伝えるために、又右衛門として微力ながらでも貢献できること、又右衛門でしかできないこと、やらなければならないことを、ずっと考えていた。


たかがお面売り。されどお面売り。

大人から子どもまで多くの人に触れることができ、またその場所からの光景は多くを気付かせ、多くを学ばせてもらえることができた。


これからも時にはお面をかぶり、時にはお面をつけない素顔のままで、真正面から取り組んで行きたいと思う。

宝塚山本の素晴らしい皆さんとともに・・・・

今日はおついたち。いつものように早朝より、自宅、会社の神棚をお祀りし、氏神様を参拝させていただき、会社の新年度でもある今月が始まった。

 

そして午後より打ち合わせを2件行い、夕方からの大阪富国生命ビル4階で開催される智の木協会の第11回 ワークショップに参加させていただいた。

 

http://www.chinoki.jp(智の木協会URL)

 

この日の講演は、㈱カスタネット 代表であり防災ソムリエとも呼ばれている植木 力(うえき ちから)さんである。

 

今までの私たちと違った観点からの防災についての考え方や、それらを活かした組織づくり、商品づくりなど多くのものを学ばせていただいた。

 

そして何より印象に残っているのが講師のお名前である。まさに「植木の力」である。何とも私たちの業界にとっては、芸名に使えるような、素晴らしい名前であることが印象的であった。

 

 そして講演終了後は、交流会にも参加させていただいた。

理事長である小林昭雄先生の挨拶から始まり、近い距離での情報交換をさせていただく中、私、又右衛門にも挨拶の機会をいただき、色んな方々に挨拶をさせていただくことができ、とても有意義な交流をさせていただくことができました。皆様には本当に感謝です。

さて、これからも認定会員の一員として、さらに学びを深め、多くの人に植物からのメッセージを伝えていければと思っています。

皆様お世話になりました。そして今後ともよろしくお願いします。


最後に、智の木協会を、ご存知ない方もいらっしゃるかと思いますので、その素晴らしいコンセプトや活動主旨が書かれているものを下記に添付させていただきます。是非ご一読いただければと思っています。

 

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現在、地球温暖化の進行が懸念され、二酸化炭素削減によるCool Earth活動の重要性がクローズアップされています。また、化石燃料資源から植物バイオマス利用への転換など、植物の多様な機能を生かすことが強く求められています。

  昨今、緑豊かで和やかな生活空間や都市環境の創出を、企業などの法人と大学人が連携して進めるフラッグシップ活動の推進が不可欠であるとの認識が深まって参りました。そして、緑の環境づくりの重要性から樹花に寄せる個の関心が日々深まり、街づくりや公園、学校への植樹、さらに、林野への植林などを通じ、Cool Earthの実現に向けた社会貢献に寄与したいとの思いは市民レベルで高まりつつあります。

  法人等が個々にシンボルの樹花を認定し、それを暮らしに生かす活動を積極的に支援するシステムの必要性から、植物機能を生かす一連の活動を推進する組織づくりを大阪大学に所属する教員が中心となり進め、この度、「智の木協会」として発足することになりました。

  法人は社会をリードする「全智全能をもつ巨人であって欲しい!」との市民の思いはCSR活動として具現化しつつあり、法人が緑豊かで和やかな居住空間づくりのためのフロントランナーたることは、持続可能な美しい環境づくりを進める上で不可欠であり、このような活動を牽引する人づくりも重要と考えます。また、幼児期より、植物に関心をもち大樹に育てあげる苦労、結実させた喜びを見出すことは「植育」の目指すところであり、植物のもつ素晴らしさに触れることは豊かな人格を形成する上でも重要です。