四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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前回のアップの時に今日は暑いと言ったけど、今日はさらに暑い。
これはユッカ エラータ。
日本国内で発根済み状態での流通は極めて少なく、未発根輸入株か、ネットなどで種を販売しているのを時々見かける程度ではないかと思う。
特徴としては、葉に糸状のフィラメントがでる品種。北アメリカの南西部やメキシコ北部に分布している。根にはサポニンが含まれているため、ネイティブアメリカンなどがせっけんやシャンプーの代用品として使っていたとも言われている。
今回は何とか輸入に成功したと思えるが(養生期間中のため断言していません)、発根活着も他のユッカと比べると難しく、時間もかかってしまう。そのため購入は専門の知識がない人なら高くても発根済みのものをお奨めします。
実際、生産の現場ではココピートなどに植え替えると傷み易く、歩留まりの問題もあるが、何より植物への負担も大きいので、今後は継続するかは、正直微妙かなと思ってはいます。
ですので、早目にどんなものかを見に来てくださいね~。
今日は暑いですね・・・。ほぼ30度にはなるみたい。
めげずに頑張りましょうね~~。
先日はるばるスペインから訪れた植物たちを紹介します。
まず今日は、ユッカ リギダ
リギダは、別名「ブルー ユッカ」と呼ばれるぐらい、シルバーブルーに輝く葉色がとても美しい種。比較的広い葉と、鋭利な葉先が特徴。美しいと不用意に近づくと、ブスリと刺さってしまうかもなので注意が必要かも。
リギダはユッカの中でも比較的、希少な部類に入るが、その中でもさらに希少なのがこれ!
ユッカ リギダ マルチヘッド 2~5ヘッドある。
これは2年前にスペインの畑で見つけたのを、鉢上げしていただき、じっくり養生させたものである。
このボリューム感、迫力はロストラータとは異なったものを持っているといえる。
是非近くに来られたかたは、見ていっていただければと思う。
先月スペインから到着したとてもかわいいディッシュ型オリーブたち。
厳しい条件にも耐えて到着し、いよいよ今月末にリリースをすることになった。
弊社は輸入植物の場合、輸送中のストレスによって、植物がダメージを受けている場合があり、まだ表面に出ていない場合もあるので、到着してもすぐには販売をしないようにしている。
そして、約一か月の経過観察の結果、問題なしとの判断となったので、販売のための準備に入ることにした。このディッシュタイプのオリーブの樹齢は3サイズあり60~120年ぐらいである。その中から約100年のものを、今回「百年オリーブ(100年オリーブ)」と名付け、発売予定である。
現在は、弊社大阪営業所 ローズガーデン植物部にて養生中だが、既に多くの方から、高評価を得て、問い合わせをいただいている。
個人的には、飲食店やアパレルショップのエントランスや、オフィスビル、さらには一般住宅のシンボルツリーやアニバーサリーツリーには、最適であると思っている。
私は優しくもあり、厳しくもある大自然の中で一世紀の年月を見届けてきた、この百年オリーブたちが、きっと多くの皆さんに、素敵なつながりを与えてくれるように思う。