四代目又右衛門
プロフィール

金岡信康
1964年兵庫県宝塚市生まれ
1984年
(有)薔薇園植物場
専務取締役就任
1998年
花き園芸仲卸
ローズガーデン開設
2006年
(株)アースフィール、
NOBU's Design(株)設立
日本フローラルマーケティング協会(JFMA)常務理事
公益社団法人やNPO団体の理事を歴任、海外協力活動などで世界各地を周るなどフットワークの良さが売り
ラジオ神戸においてレギュラーコメンテーターを務めるなど積極的に多分野の活動に取り組むチャレンジスピリッツ旺盛なA型おひつじ座

好きな言葉
情熱こそが、全てに勝る。

メイン

2007年12月01日

新たな出発 先代の教え

こんにちは。皆さんとてもご無沙汰してしまいました。私的な用事にてバタバタの毎日で、ブログの投稿をサボってしまっていました。申し訳ございません。

と、いいますのは先月末に、私の父、信也が永眠し、様々のことで奔走し・・・・・。
ごめんなさい。言い訳ですね。

このことをブログにて報告するのは否か、と思っていまして、今の時期での投稿になりました。
その中で、父と言えばいいか、先代といえばいいかは微妙ですが、私に残してくれたもので、とても記憶に残っているものがあり、紹介させていただきたいと思います。

私は、この園芸業が家業であるので、生まれたときから、今の業界に属していました。私も当然、そこに生まれたゆえ、小学校の時から家業を手伝うことが多かった。

この業界は昔も今も変わらず、お盆や年末など社会行事においては、バタバタで忙しい生活をしていました。
またちょうど私が、学生である頃は、先代が先駆けて量販店においての事業展開を始めた頃で、その忙しさは、半端ではなく、家族総出の忙しさでした。
そのような中、家族で旅行どころか、食事も揃ってできるときはほとんどなく、父と遊びに行ったり、私的な会話することもほとんどなく、話すことは仕事の伝達だけであったといっても過言ではないぐらいでした。
それは、私が生まれて学校に行き始めた時から先日他界するまで30年近くもの間変わりはなかった。

そのような父が、私に残した業務伝達以外の言葉は、私の約15年前に行なった結婚式でのスピーチであった。

それは少しはにかむような感じで、
「私は仕事忙しさや体調不良によって、この子(私)に十分な学業に従事する時間を与えてやれなかった。また時間も取ることもできず、何もしてやれず、育てはいない。ただただ、エサを与えてやれただけ。でもしかし今も生きて入れるのは、ここにいる皆さんをはじめ、社会が育ててくれたんだ!だからお前は(私)社会にその恩を返す義務がある!」

という言葉だった。

私には、この言葉の意味するところ、責任の重さを日々感じる。
社会に対し、何かできているだろうか?
おそらく、まだまだ返すどころか、今も尚、育てていただいている。
私も会社も、家族も・・・・・。

父の死を向かえ、あらためて思う。

私を育ててくれた業界や社会に対し、恩返しすることが使命だと・・・・・。

新たな出発 先代の教え

こんにちは。皆さんとてもご無沙汰してしまいました。私的な用事にてバタバタの毎日で、ブログの投稿をサボってしまっていました。申し訳ございません。

と、いいますのは先月末に、私の父、信也が永眠し、様々のことで奔走し・・・・・。
ごめんなさい。言い訳ですね。

このことをブログにて報告するのは否か、と思っていまして、今の時期での投稿になりました。
その中で、父と言えばいいか、先代といえばいいかは微妙ですが、私に残してくれたもので、とても記憶に残っているものがあり、紹介させていただきたいと思います。

私は、この園芸業が家業であるので、生まれたときから、今の業界に属していました。私も当然、そこに生まれたゆえ、小学校の時から家業を手伝うことが多かった。

この業界は昔も今も変わらず、お盆や年末など社会行事においては、バタバタで忙しい生活をしていました。
またちょうど私が、学生である頃は、先代が先駆けて量販店においての事業展開を始めた頃で、その忙しさは、半端ではなく、家族総出の忙しさでした。
そのような中、家族で旅行どころか、食事も揃ってできるときはほとんどなく、父と遊びに行ったり、私的な会話することもほとんどなく、話すことは仕事の伝達だけであったといっても過言ではないぐらいでした。
それは、私が生まれて学校に行き始めた時から先日他界するまで30年近くもの間変わりはなかった。

そのような父が、私に残した業務伝達以外の言葉は、私の約15年前に行なった結婚式でのスピーチであった。

それは少しはにかむような感じで、
「私は仕事忙しさや体調不良によって、この子(私)に十分な学業に従事する時間を与えてやれなかった。また時間も取ることもできず、何もしてやれず、育てはいない。ただただ、エサを与えてやれただけ。でもしかし今も生きて入れるのは、ここにいる皆さんをはじめ、社会が育ててくれたんだ!だからお前は(私)社会にその恩を返す義務がある!」

という言葉だった。

私には、この言葉の意味するところ、責任の重さを日々感じる。
社会に対し、何かできているだろうか?
おそらく、まだまだ返すどころか、今も尚、育てていただいている。
私も会社も、家族も・・・・・。

父の死を向かえ、あらためて思う。

私を育ててくれた業界や社会に対し、恩返しすることが使命だと・・・・・。

2007年10月16日

国際フラワーEXPO IFEX 2007 開催!!!

 10月11日〜13日の間で第4回国際フラワーEXPO IFEX(アイフェックス)、第1回国際ガーデン&エクステリアEXPO GARDEX(ガーデックス)が盛大に開催されました。そのご報告と御礼を・・・・・。

 今回よりガーデックスとの開催ということもあり、来場者は初日から多くの人で賑わっていました。また昨年に比べ、来場者の業種の範囲も広がりを見せたように感じました。
 そして今回の同時開催が効果的に感じたのが、今まで主に切花を扱う人たちは、ガーデンやエクステリアに今まで以上に興味が持てたように感じ、ガーデン事業を主体とする方々は、フラワー業界の進捗状況などがご理解いただけたように思っています。
 ガーデンとフラワー。今までは近いようで遠い存在であったのが、これを機に少し近く感じられたように思っています。
 
 いずれにしても、この両者が互いに手を携え、より一層、業界全体が盛り上がっていくことをみなさんが願っています。私も微力ながらより一層努力してまいりますのでご指導よろしくお願いいたします。

 また今回のGARDEXにおきまして、弊社契約デザイナーの矢野TEA氏が「植物を効果的に取り入れた庭園空間」と題し講演させていただき、大変多くの皆様にご出席を賜りました。ありがとうございました。

 またIFEXにおきましては、「選ばれる産地になるために〜産地の市場価値を高める方法〜」と題し、JFMA会長で法政大学 小川孔輔教授にコーディネートいただき、沖縄県花卉園芸農業協同組合(太陽の花)の兼島様、JAみなべいなみ 花き部会長の尾曽様とともに、小生、薔薇園植物場/ローズガーデン 金岡がお話させていただく機会を頂戴し、仲卸から見た、花束加工業からみた、選ばれる産地、選ばれる商品とは?について触れさせていただきました。ここでも大変多くの皆様にご出席いただき感謝しております。
 当日は時間の関係上、十分なお話ができず申し訳なく思っていますが、皆様のご要望がございましたら、私はフットワーク良く、皆様のもとにお邪魔させていただき、より踏み込んだお話をさせていただきたく思っていますので、いつでもお声掛けいただければと思っております。

 今回、このような機会において、皆様に貴重な情報などをいただいたことを、少しでもフィードバックできるように、つとめてまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。

また来年のIFEX GARDEXで皆様にお会いできることを楽しみにしています。

2007年08月08日

お盆商戦。真っ只中。主役・舞台の交代?活気溢れる問屋への挑戦。

今は、せり中にこのブログを書いている。今年のお盆商材は、下馬評通りに蓮とリンドウが明らかに不足している。通常であれば、この時期お盆商材には欠かせないリンドウなどは、競りでは、高値がつくであろう。でもしかし今年はそれなりの単価は出ているものの、買参人同士が競りで取り合っている様子をあまり感じない。「本当にみんなは足りているのでろうか?」と不安に感じる。数年前の競りでは考えられない雰囲気である。

 これは、いくつかの要因の蓄積にあると思う。まずは、ここ10年の量販店の躍進と専門店の苦戦、それにともない専門店の買い控えや問屋や加工業者など大量需要者による予約相対取引の増加などが重なっている。そしてここ数年においては、各市場によるネット販売充実による前売り増加である。これらのことは多くの人も理解をしている。

 弊社でも、お客様にネット販売のシステムを提供して、多くの皆さんにご利用いただいている。また自社の商品調達のためにも活用している。その担当者は前日、前々日からパソコンに張り付き、目が離せない状況で、まるで画面上を走り回っているかのようである。また、各市場との電話などでの交渉で奔走し、前日は、かなりオーバーヒート状態である。 以前のようにヒートアップする場面が競りではなく明らかに、ネットや電話の回線の上である。この現象は当然予想されているものであったし、今後もまだまだ進んでいくであろう。

 そう考えながら競りの電光掲示板や買参人の表情を見ていると、25年前、私が初めて競りにでて、競り人になりたいと憧れ、多く商材を競り落とす問屋に憧れ、一喜一憂していた頃をすごく懐かしく感じられた。また同時に、主役や舞台の交代をあらためて実感し、少し寂しさをおぼえた。

 でもここで一つだけ付け加えさせていただきたいと思う。
 時代の流れはネットでの販売など効率化されたものであろう。でもまだまだ多くのお客様には商品を自分の目で見て吟味しなければ納得できない人もいる。この流れについていけない高齢の人もいる。このような人の要望を置き去りにして、花問屋は成り立ってはいかないと私は常に思っている。
 あらゆるお客様に対応することは無理かもしれないが、敢えて私は、様々なお客様に目を向け、目の前を多くの商品が行き交い、活気に満ち溢れている花問屋、仲卸をめざして挑戦し続けていきたいと尚更に思った。

2007年07月06日

北海道の魅力

少し時間は経ちますが、先日、北海道の札幌花き園芸様を訪問させていただいた。札幌花きの皆様には、以前JFMAの札幌セミナーを開催させていただいた時にご尽力いただいたり、研修セミナーなどでご一緒させていただき、いろいろな興味深い話をしていただくなど懇意にしていただいてきた。そこで感じたことを少し・・・・・。
 現状、地球温暖化が進むことにより、生産適地が北上していく現状は多くの人が知っている。そのことによって、今まで北海道の作付けに向かなかった品目や品種が栽培が可能になったり、容易になってくるであろう。さらに、広大な敷地を持つ北海道ゆえに花き生産の伸び率には大きな期待が寄せられていると思う。そのような中心地に拠点を持ち、この潮流をいち早く捉え、花き市場としての機能に加え様々な取り組みを考えている札幌花き園芸様に寄せられる大阪の花問屋である私たちの期待には大きなものがある。私たちも環境整備などを含む様々な努力を重ね、北海道で大切に育てられた素晴らしい花きが、関西の多くの人びとにいち早く情報と共に届けることで、喜んでいただける日が間近になっていることが楽しみで仕方ない。

2007年06月17日

あいあいパーク ナイトカレッジ

6月16日に、宝塚山本にある「あいあいパーク」おいて、行われたナイトカレッジの講師に招かれて、「花き業界の現状〜展望 取り組むべき課題と薔薇園植物場グループの挑戦」と題し、約一時間お話をさせていただきました。このナイトカレッジは地元の方々を対象に、月に一回勉強会を開こうと企画されたもので、幅広い層の園芸に携わっている方々が主に参加されています。(私も何度か出席させていただき興味深い話を聞かせていただきました。)本来であれば私のような、まだまだ経験の浅い者が講演させていただくのは・・・と思ったのですが、皆さんとは少し異なった経験と事業展開を行っていることから、地元の皆様に何かお話できることもあるかもしれないと思ったのと、地元の皆様が、私に経験を積ませていただける機会を提供していただけることに感謝し、ありがたくお受けさせていただきました。(皆様、本当にありがとうございました。)そして、この若輩でも「日本二大植木産地 宝塚山本」と呼ばれた地元宝塚山本の園芸が今後、発展していくために何かお手伝いができればと深く感じることができました。
この宝塚山本には、園芸に携わる様々な分野でご活躍されている方々が多くいらっしゃいます。その中、新しい世代の方々も育ってきました。是非、これからも新たな発展をしていくであろう宝塚山本のまちと、熱心なスタッフが多くいる「あいあいパーク」に是非足を運んでください。きっと何かを感じることができると思いますよ。



2007年06月15日

問屋力育成ノート vol4 採用は挑戦!

先日、私たちの会社に、来年度に卒業予定の国立の大学生が訪れた。それは、私たちから学校に対し案内を送っていたのではなく、学生自身が園芸に携わる会社に就職を希望し、就職活動する中で私たちの事業内容に関心をもっていただき、会社説明を受けたいとのことであった。もちろん、私たちは、会社訪問を断る理由もなく、直接、私と担当課長と面談をし、お話をさせていただいた。
今まで私たちの業態に新卒が就職することはあまり多くはないと思う。恥ずかしながらもちろん弊社では、はじめてのことである。その理由は、求職者側の理由では、「就労時間が不規則。仕事の内容が体力的に厳しい。」など多くの理由があるようである。また採用側の理由は「ある程度の経験者であり、即戦力になる人材が欲しい。」などがある。本音は彼らの業態や企業の将来性に対する不安と、私たちの新卒を雇うほどの余裕が今はないというところかもしれないが・・・・・。
で、採用はどうなったか?というと、彼女に対し内定をだした。その理由には、いくつかあった、その学生がまじめで、一生懸命取り組んでもらえそうな好感の持てる人物であり、今後を期待してということが第一ではある。その他の理由として、「多くの業界からこの花き業界を選んでくれた喜び。」「数ある企業から弊社を選んでくれたうれしさ。」があった。しかしそれらだけでなく、大きな理由の一つに「新卒の学生を育て共に活動することで自らも学び、既存スタッフも学び、新卒社員と共に自らの会社も育てていきたい。」という経営者としての気持ちが湧いてきたからである。私のようなまだまだ一人前でなく、先程述べた理由にあたらずとも遠からずといった経験者ばかりを雇用してきた経営者にとって、今回の決断は安易なものではなく、「採用するということは挑戦である!」ということが、実感することとなった。いずれにしてもこの学生が今後どのように育っていくかが楽しみである。

2007年05月28日

問屋力育成ノート vol.3 問屋力育成のための4つの要素

 私は、問屋力の要素を見つけ出し、感謝の心をベースにそれぞれの要素を育み、高めることで、花き業界や会社の役に立つ自らの能力を最大限に発揮し、新たな時代を切り拓いていくことのできるたくましい問屋力を育みその環を広げていきたいと考えています。
その中で、特に、重要と思われる要素が4つあります。それは「思いやりの心」「自らを見つめ直す力」「苦難を乗り切る気力」「行動する力」です。まずはこの要素を育み、さらに、様々な必要とされる要素を高めることで、問屋力を高め、その環を広げていきたいと考えます。私なりのこの4つの要素について順次アップしていきたいと思っています。
さらに、これから見つけ出すことができた要素や具体的な手法もあわせ順次アップしていければと思っています。是非皆様も見つけ出された要素や手法があれば教えていただきたいものです。よろしくお願いします。

2007年05月27日

問屋力育成ノート vol.2 問屋力育成のための基本理念

私は問屋力を「業界のため、お客様のために、役に立つ自らの能力を最大限に発揮し、新たな時代を切り拓いていくことができる力(=たくましい問屋力)」と定義しました。そしてその力は花き業界を活性化し、新しい価値を創造するために欠かせないエネルギーの源であると考えています。
 そこで私は、自らの会社が皆様の役に立てるように、社員一人ひとりが、「自分たちの業界、会社(問屋)は自分たちの手で創り上げるんだ!」という気概を持ち、「業界の未来、会社の未来を夢見て、それぞれの独創的な発想を形に変えていき、柔軟にかつ素早く行動できる」、そのような問屋力を掘り起こし、育て上げ、結集していかなければならないと考え、挑戦していきたいと考えています。
 さらに、同じ目的を持つもの同士が結集し、自立した個の持つエネルギー創造的エネルギーを発揮させ、その力を結集して花き業界・仲卸業界の活性化に活かす運動「問屋力開発運動」を起こしていことができればと思っています。

2007年05月26日

問屋力 育成ノート vol.1

「問屋力」という言葉が存在するのか、どうかは、私は確認できてはいません。ネットで検索しても、ぴったりヒットするものはなかった。特に「花き産業においての問屋力(花問屋)」ということに絞れば、なおさらである。
 私は、花き仲卸の経営者として、自分なりに「問屋力」を定義し、その力を育成することで、自身の会社力を高めていくことができると考えてきた。
 そしてそのことによって、一人でも多くのお客様に感動を届けることができ、わが社のミッションが達成できると思っている。
 このブログでは、「問屋力育成ノート」として、問屋経験の浅い新米経営者が、珍道中をする中で、多くの皆様に助けられ、悪戦苦闘しながら日本一の花問屋をめざして挑戦し続けていく、自らの姿を綴っていこうと思っています。是非皆様にはこんなおバカな若僧を温かく見守っていただき、皆様の力によって、さらに育てていただけることをお願い申し上げます。